Noras Karas
2008年08月05日
13:45
さて、赤がx座標、緑がy座標の数値になることは、前回の記事に書きました。
では、最後の座標系=高さ(Z)を示すのは何か?
言うまでもなく、これも編集ツールと同じ結果、つまり青になります。
たとえば、下図のように書いてみると…
こういう結果になるわけです(予告で貼った画像はこうしてできているわけです)。
結構ガタガタしていますが、これは文字自体が1色で書かれているためです。
アンチエイリアスやボカシを使って(もちろん手書きでもOKですが)中間の高度を作ってやれば、かなりなめらかにすることができます。
(実際、インワールド用スカルプ作成ツール《
IWATE》などは、作った画像用のボカシフィルタを実装しています)
ともあれ、とりあえず理屈としてはご理解頂けたのではないでしょうか。
昨日、ちらっと「スカルプトでシムの地図を作る」という話をしました。
しかし通常の平面の地図であれば元々スカルプトを使う必要はありません。ではスカルプトを使うと地図に何ができるのか?
お分かりでしょう、高度の再現ができるわけです。立体地図ですね。
シムの各地点の高ささえ取得できれば、それを青色の明るさに変換することで地図に高度の凹凸をつけられる、ということです。
もちろん、等高線でさえあれば実物でもできます。
メタバーズがこのへんでデモを公開してますね。