Noras Karas
2009年01月06日
13:45
さて、色相補正を使ったスカルプの変形を、もう一つ考えてみました。
前回使った燈篭に《明るさとコントラスト》を適用させてみると…下図のようになります。
■明るさ
では片方ずつ見てみましょう。まずは明るさの調整から。
《明るさ》というのは、言い換えれば全ての点が白に近づくことを意味します。
白とは(255,255,255)。これをスカルプの座標として考えると、北東上端の頂点に相当します。
つまり、
「明るさを上げる=全体を北東上端方向に移動させる」
「明るさを下げる=全体を南西下端方向に移動させる」
ということになります。
もちろん、スカルプの座標には限界値がありますから、加算した結果255以上(または0未満)になった座標は、ちょうどガラスに押しつけられたように平らになります。
この画像では、燈篭のてっぺんが平らになっているのがよくわかりますね。
ちょっと長くなりました。コントラストについてはまた次回。