ソラマメブログ

  

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2008年09月20日

ベトナムフェスティバル、ではなく

まずは近況。
御存知akibaのarare cafeにウチのモンシロチョウを置いて頂いたら、Walking Junさんのブログで紹介して頂けました。皆様ありがとうございます。
それと、最近ハロウィンが近いせいか、コウモリがちょこちょこ売れています。
1プリムでスクリプトも単純ですからゾロゾロ飛ばせます。これからの季節、いかがでしょう。

さて、東京・渋谷の代々木公園(NHKの横)で、ベトナムフェスティバルが開催されています。
ここはよくタイやスリランカなど、外国のフェアの会場となるのですが、今回もネイティブの人たちが集まるわ、都内ベトナム料理店が大挙出店するわ、おまけにアオザイのファッションショーまであるとなれば、商売柄行かずにはおれぬというものです。

しかし貼る写真は全然民族衣装じゃないのでした。


ついでにストリートビューも。  


Posted by Noras Karas at 18:47Comments(0)RL

2008年09月16日

素手スカルプ6・点と面

前回からずいぶん間が空いてしまい失礼しました。
多忙とともに、ちょうど今回書こうと思っていた部分でトラブってしまった場所があったため、進むに進めなくなってしまっていたのです…。
(ベータグリッドのロスレスアップロードに関して、ここ1月くらいで修正ってありましたっけ…?)

素手では特に(ツールを使ったものでもそうですが)できあがったスカルプトテクスチャを見ているとついつい忘れがちな点があります。
それは、テクスチャ上のドット1つ1つは《面》ではなく《点》である、ということです。
第1回のサンプルに使われた《あ》という文字を覚えておられるでしょうか?
かなりデコボコは大きいものの、一応文字にはなっていましたね。
しかしあのスカルプの文字、適当に書いているように見えて、実はひとつ意識していたことがあります。

それは、線の幅を最低でも2ピクセルにするということ。

平面のスカルプ上に、1個の点のみを突出させたところを想像してみてください。
あるいは、それが文字のドットに沿って、列をなして突き出している姿。
どうも出来上がるのは針山のようなもので、文字と同じ並びではあっても、可視性は極めて低いのでは…といったことが想像できるのではないかと思います。
(厳密には針山とは少し違う形になるのですが、それはまた別の回で)
逆にいえば、線(というより面)として表示させるためには、複数のピクセルからなる「平面」となるための幅が必要だったわけです。



この《点と面》の問題は、スカルプ用のテクスチャ作成時にもたまに頭をもたげてくる場合があります。頭の隅に置いておくと、役に立つかもしれません。

おまけ…としてはちょっと大きめですが、最後にTipsを。
平面から垂直に伸びあがったスカルプを作る方法を紹介します。
(今まで作ったような文字や、階段、ドット絵などを作りたいときに便利でしょう)
この講座で今まで紹介した平面の場合、単純に青のレイヤーを追加しても、赤と緑がグラデーションでできている、言い換えれば個々のピクセルの(x,y)が等間隔に並んでいるため垂直に切り立った形にはなりません。



そこで、飛び出した文字と、それに隣接するピクセルの(x,y)が垂直になるよう調整する方法を考えてみました。

まず1つ目の方法。
1:通常通り文字を青で書く
2:文字の形を選択し、下の平面(RとGのグラデーションのレイヤー)をコピー
3:それを4枚ペーストして、それぞれ上下左右に1ピクセルずらして合成
4:もう一度文字の形の選択範囲を作り、3のその部分を削除
5:(これで大部分は垂直に切り立つが)カドなど一部ヌケが出るので、そこは隣接するピクセルの色を置いてやる



そして2つ目の方法。
1:最初から平面(R+G)のレイヤーのグラデーションを、2ピクセルずつの16段階にしておく。
具体的には、いったんサイズを16*16に縮小して、《ニアレストネイバー》で32*32に再度拡大すればOK。
2:2*2幅の文字を書く。このとき、色の境界線をまたぐように書くのがポイント。



下のスナップショットは、左が未処理、真ん中が一つ目の方法、右が二つ目の方法を使ったものです。
後者の方が手間がかからないし整理もしやすいのですが、2*2ピクセルを1マスとして使うため、最大16ピクセルまでしか表現できないことなどの弱点があります。
むろん、どちらであれ周囲のテクスチャが歪むことに注意が必要なのは言うまでもありません。

  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2008年09月07日

ニコッとタウン

先行モニターに受かってたんですが、ログインどころか本登録さえしないうちに試験期間が終わっちゃいました…
いや、テスト中のせいか、サーバが1日に6時間くらいしか開いてないんですよ。
で、その時期その時間帯にはパソコンの前に座れなかった。

というわけで、これが私の《ニコッとタウン》初アクセス画面です。

登録もできてないんだから、たぶんここに書いてある「ブログなど」とかも使えないんだろうなぁ。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)こぼれ話

2008年09月02日

民族衣装《モラビア》

チェコ共和国東部、モラビア地方の民族衣装です。
今回は特に、ブルチノフ村という場所のものをモデルにしています。

実は元々、手元の資料にあった別の地方のものを作るつもりだったのですが、調べるうちにこの村のものになりました。
理由は大きく2つありまして、

1:もちろんデザインが映えている
 特にヘッドドレスと大きく膨らんだ菱形の袖が、同じ地方の似た服に比べてもハデで特徴的
 一説には世界で最も美しい民族衣装のひとつだとも。

2:有名なお祭りがあるため、資料が揃えやすい
《イーズダクラール》というこのお祭り、ボヘミア王が敵の目を欺くために女装したという故事にならっており、王様役の少年が女装に(声でバレないよう)バラをくわえた姿で、乗馬で練り歩くそうです。

これらの理由だけでも充分面白そうなのですが、間接的に

3:そのおかげで資料が多い
特に、村のホームページ(http://jizdakralu.vlcnov.cz/)には毎年の祭りの記録が結構な数収納されていました…

というのも理由になっています。

この地方の服はだいたい、
・前後2枚のプリーツスカートにエプロンを重ねて、広がったフォルムを作る。
・レースや刺繍を多用したブラウス+ベスト
・花飾りなど、特徴的な形のヘッドドレス
といった特徴があるようで、今回作ったのは、特にそれらが端的に現れた衣装といえます。

細かいところがかなり特徴的な衣装なので、できれば現物をお見せしたいのが正直なところです。
お店にいる時にでも声をかけていただければお見せできると思います(だいたいベータグリッドにいるせいか、あまりログイン時間は長くないのですけれど…)。

お店はこちら

余談ですが、この衣装を作るときに某博物館のデータベースを漁りました。
で、この衣装の試着例そのものはあったのですが、どうも現地のサイトと見比べると着方がおかしい気がする。
半袖を長袖として着ているのか袖のふくらみが伸びきってダレンとしてるし、スカートをエプロンの外側に着ているみたいだ…
研究機関でもそんなのがあるんだな、私も気をつけないと。
  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(2)店・商品

2008年09月01日

《SimprimLife》モンシロチョウ

SimprimLifeシリーズも、久々の登場です。
今回はモンシロチョウ。他のシリーズと同様、はばたきながら丸いルートを移動します。
SimprimLifeモンシロチョウ
はばたきの動作アニメーションは2種搭載しており、オーナーのクリックで切り替えが可能です。(特にllTargetOmegaを併用したモードは、飛行軌道のゆらぎなどが追加され、かなりリアルな動きになります)。

しかも1プリムなのに2頭出すことも可能!春先などによく見かける、蝶の追いかけっこが再現されます。
(1頭⇔2頭の切り替えは、オーナーのクリックで行います。クリックごとに、アニメーションと頭数の合計4モードに順々に切り替わるということですね。ちなみに店頭でデモしているのが、一番豪華な動作である「2頭+targetOmegaアリ」です)

他のシリーズと異なりサイズ別こそありませんが、コピー可なので1つ買えばどんどん置けます。しかもスクリプト・プリム数ともに軽いというこのシリーズの特徴は健在。

皆様のお庭・お花畑などにいかがでしょうか?

蝶のシリーズは、好評であれば別の種類も作ってみたいと思います。
構想はいくつかあるのですが、ご意見があればコメント頂ければ検討させていただきます(なにせ手が遅いので、出すと保証できないのが申し訳ないですが…)。
定番になるとうれしいですね…。

なにはともあれ、店頭のデモをご覧ください。

お店はこちら
  
タグ :Simprim商品


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品