2009年01月26日
展覧会に行ってきました
中国少数民族の刺繍展に行ってきました。

テーマが《母の愛》だけに、子供用の衣装などの展示が中心でした。
服や帽子などももちろん凄いのですが、中でも圧巻だったのが、ありとあらゆる刺繍技術が使われた超絶的技巧のおぶいひも。
子供の無病息災はもちろんのこと、男性に選んでもらうための花嫁修業、文字のない民族では神話の伝承など、いろいろな意味から、おぶいひもには手間暇を惜しみなくかけるそうです。
いやぁ、刺激を受けました。
ただ、場内は撮影禁止だったのが残念。作品保護のため照明さえ落としてあるくらいなのでやむを得ないのですが、とてもその場でスケッチできる密度ではないのです…。
なので、今日貼ったのは会場外の看板スペースの写真です。左の人形は、うちの苗族衣装セットと似てますね。

テーマが《母の愛》だけに、子供用の衣装などの展示が中心でした。
服や帽子などももちろん凄いのですが、中でも圧巻だったのが、ありとあらゆる刺繍技術が使われた超絶的技巧のおぶいひも。
子供の無病息災はもちろんのこと、男性に選んでもらうための花嫁修業、文字のない民族では神話の伝承など、いろいろな意味から、おぶいひもには手間暇を惜しみなくかけるそうです。
いやぁ、刺激を受けました。
ただ、場内は撮影禁止だったのが残念。作品保護のため照明さえ落としてあるくらいなのでやむを得ないのですが、とてもその場でスケッチできる密度ではないのです…。
なので、今日貼ったのは会場外の看板スペースの写真です。左の人形は、うちの苗族衣装セットと似てますね。
2008年10月31日
デジタルの根性、の手前
セカンドライフ内で収録しているTV番組《デジタルの根性》の手前で、《クギづけ》という新番組が始まりました。
内容は、投稿された動画を見てツッコミを入れるというもの。
《デジ根》にも動画投稿コーナーがあるじゃんとか、でもむしろ見た目は《あらびき団》みたいだとか、いろいろ思うところはありますが…。
うーん…仮想空間と動画配信の両サービスを単純比較するブログやコラムをたまに見かけて、正直いささかナンセンスだと思うことが多かったのですが、これはこれでなんとも象徴的な出来事に見えてきますねぇ。
なにせ、仮想空間ネタの番組の直前に、動画配信ネタの番組が入ってきたわけですからね。
角川の雑誌が《バーチャルワールドウォーカー》から《バーチャルウォーカー》に変わったときに通じる、なんともいえない妙な寂しさを感じております。
そんなセンチメンタルな気分で、先ほど《デジ根》のスタジオを久々に覗いてみました。

サンマを乗せた七輪から、もうもうと煙が。いたってマイペースのようです。
内容は、投稿された動画を見てツッコミを入れるというもの。
《デジ根》にも動画投稿コーナーがあるじゃんとか、でもむしろ見た目は《あらびき団》みたいだとか、いろいろ思うところはありますが…。
うーん…仮想空間と動画配信の両サービスを単純比較するブログやコラムをたまに見かけて、正直いささかナンセンスだと思うことが多かったのですが、これはこれでなんとも象徴的な出来事に見えてきますねぇ。
なにせ、仮想空間ネタの番組の直前に、動画配信ネタの番組が入ってきたわけですからね。
角川の雑誌が《バーチャルワールドウォーカー》から《バーチャルウォーカー》に変わったときに通じる、なんともいえない妙な寂しさを感じております。
そんなセンチメンタルな気分で、先ほど《デジ根》のスタジオを久々に覗いてみました。

サンマを乗せた七輪から、もうもうと煙が。いたってマイペースのようです。
2008年10月06日
横浜トリエンナーレ

コレがなんだかお分かりでしょうか?
コレ、なんと、横浜で開催中の《横浜トリエンナーレ》会場にある、アップライト型のセカンドライフ筐体です。会場で偶然見つけました。中はMacっぽいけど。
セカンドライフは元々、こういったアートの展示・プレゼンテーションに向いたツールだと思います。
3Dで自由にCGを作れて、それを基本的に誰でも見に来れるわけですから、おあつらえむきとさえいえる。
実際インワールドで活躍しているアーチストの方もたくさんおられます。
しかしどうもコレはよろしくない。
見ていると、触ってる人はみんな、操作が分からず戸惑っているだけなのですね。
・そもそも筐体に書かれた情報量が多すぎる(写真からもわかるかと思います)。その割に必要な情報が見つからなかったりする。
・筐体に書かれた移動操作がカーソルキーではなくアルファベット。これだとチャットウインドウが開いていると「wwwwwwwwwwwwwwww」と打たれるだけで動けない。しかも触ってる人たちには、そもそも何故動けないのかすら理解できていない。
・動けても、「シムの境界」や「NO ENTRY」にぶつかりっぱなしとか。それらの境界の性質は住人には暗黙ですが、やはり初見の人が、しかも空中などでぶつかるとわかりにくいのです。
・専用シムはあるが、「NO ENTRY」で小さく区切られた工事現場しか動けない。だから多分、やってても面白みがわからない。
・また、誰か知ってる人がどっかにテレポートさせたり設定をいじったりするだけで、後からやる人には五里霧中になってしまう。
プレゼンテーションに力を発揮するはずのツールが、こういうプレゼンテーションの場でうまいこと機能してくれないのは、不幸なコトだと思うんですけどね…。
ちなみに専用シムはココ。
公式サイトはココ。10月10日まで、ネタ募集中だそうです。
2008年09月20日
ベトナムフェスティバル、ではなく
まずは近況。
御存知akibaのarare cafeにウチのモンシロチョウを置いて頂いたら、Walking Junさんのブログで紹介して頂けました。皆様ありがとうございます。
それと、最近ハロウィンが近いせいか、コウモリがちょこちょこ売れています。
1プリムでスクリプトも単純ですからゾロゾロ飛ばせます。これからの季節、いかがでしょう。
さて、東京・渋谷の代々木公園(NHKの横)で、ベトナムフェスティバルが開催されています。
ここはよくタイやスリランカなど、外国のフェアの会場となるのですが、今回もネイティブの人たちが集まるわ、都内ベトナム料理店が大挙出店するわ、おまけにアオザイのファッションショーまであるとなれば、商売柄行かずにはおれぬというものです。
しかし貼る写真は全然民族衣装じゃないのでした。

ついでにストリートビューも。
御存知akibaのarare cafeにウチのモンシロチョウを置いて頂いたら、Walking Junさんのブログで紹介して頂けました。皆様ありがとうございます。
それと、最近ハロウィンが近いせいか、コウモリがちょこちょこ売れています。
1プリムでスクリプトも単純ですからゾロゾロ飛ばせます。これからの季節、いかがでしょう。
さて、東京・渋谷の代々木公園(NHKの横)で、ベトナムフェスティバルが開催されています。
ここはよくタイやスリランカなど、外国のフェアの会場となるのですが、今回もネイティブの人たちが集まるわ、都内ベトナム料理店が大挙出店するわ、おまけにアオザイのファッションショーまであるとなれば、商売柄行かずにはおれぬというものです。
しかし貼る写真は全然民族衣装じゃないのでした。

ついでにストリートビューも。
2008年08月15日
雲南の花嫁
中国・雲南省の少数民族を題材にした映画《雲南の花嫁》が公開されています。
これは趣味上も商売上も外せまい、と、さっそく観にいきました。
(その割に前作《ルオマの初恋》も舞台《シャングリラ》も外してますけど…)
※ちなみに多少のネタバレがありますのでご覧になる方はご注意を。

雲南省イ族(彝族)の間には、結婚後3年間別居しなくてはいけないというしきたりがあります。主人公は夫会いたさに、夫がコーチを務める《龍舞(中華街の新年なんかでやるアレですね)》のメンバーになろうとするわけですが、それをめぐって様々な騒動が巻き起こります。
基本的にはかなりベッタベタです。
監督は意図的にエンターテインメント性を取り入れたと言っていますが、結果、スポ根あり、ミュージカルあり、都会帰りのライバルやお金持ちの御曹司あり、借金のカタあり、果てはカンフー(?)までありとバラエティに富んだ仕上がりになっています。
見どころは主人公のじゃじゃ馬ぶりと、新郎のダメっぷり。
新郎はしきたりにこだわる不器用な男なのですが、それゆえか翻弄されまくり、ありとあらゆるダメバリエーションを見せつけます。最初は石黒賢っぽかったのにだんだん伊藤淳史に見えてきます。
一方の主人公は本田美奈子に似ているわけですが、こちらは天真爛漫な(70年代あたりの)ラブコメヒロインですね。困った友達のために奔走したり、泣きそうな時に畑の真ん中の道を疾走したり。
また、事あるごとに出てくる歌ですが、たしか実際、即興の歌で男女がコミュニケートする風習があのへんにはあったはず(うろおぼえ)。なのでネイティブの要素なのに取り入れたらミュージカル風になっちゃったわけですね。
全体的には…いくらか伏線がヤッツケになってる部分がありますが、総合的には面白い佳作だったと思います。
…なお、この服装は発売未定です、スミマセン。いろいろ作りたいリストが伸びる一方なもので…。
これは趣味上も商売上も外せまい、と、さっそく観にいきました。
(その割に前作《ルオマの初恋》も舞台《シャングリラ》も外してますけど…)
※ちなみに多少のネタバレがありますのでご覧になる方はご注意を。

雲南省イ族(彝族)の間には、結婚後3年間別居しなくてはいけないというしきたりがあります。主人公は夫会いたさに、夫がコーチを務める《龍舞(中華街の新年なんかでやるアレですね)》のメンバーになろうとするわけですが、それをめぐって様々な騒動が巻き起こります。
基本的にはかなりベッタベタです。
監督は意図的にエンターテインメント性を取り入れたと言っていますが、結果、スポ根あり、ミュージカルあり、都会帰りのライバルやお金持ちの御曹司あり、借金のカタあり、果てはカンフー(?)までありとバラエティに富んだ仕上がりになっています。
見どころは主人公のじゃじゃ馬ぶりと、新郎のダメっぷり。
新郎はしきたりにこだわる不器用な男なのですが、それゆえか翻弄されまくり、ありとあらゆるダメバリエーションを見せつけます。最初は石黒賢っぽかったのにだんだん伊藤淳史に見えてきます。
一方の主人公は本田美奈子に似ているわけですが、こちらは天真爛漫な(70年代あたりの)ラブコメヒロインですね。困った友達のために奔走したり、泣きそうな時に畑の真ん中の道を疾走したり。
また、事あるごとに出てくる歌ですが、たしか実際、即興の歌で男女がコミュニケートする風習があのへんにはあったはず(うろおぼえ)。なのでネイティブの要素なのに取り入れたらミュージカル風になっちゃったわけですね。
全体的には…いくらか伏線がヤッツケになってる部分がありますが、総合的には面白い佳作だったと思います。
…なお、この服装は発売未定です、スミマセン。いろいろ作りたいリストが伸びる一方なもので…。