ソラマメブログ

  

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2008年10月31日

燈篭祭り、残り半日

私も出品しているEDO JAPANシムの《燈篭祭り》、本日が最終日となっております。

前に見かけてファンだったクリエイターさんや、今まで知らなかった凄いセンスの方々と並んで出品できたのは、貴重で嬉しい経験でした。
また、こういう尖った切り口のイベントを企画・開催する主催スタッフの皆様にも脱帽です。
それと勿論、会場をご覧いただいたり、商品をご購入頂いた皆様、感謝しております。

この場を借りて、皆様ありがとうございます。

イベントは本日まで。まだご覧になっていない皆様、是非お立ち寄りください。
会場の様子はこんな感じ。

…一番地味なブースが私のです…。

こんなのとか

こんなのを

販売しております。

場所はこちら。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2008年10月31日

デジタルの根性、の手前

セカンドライフ内で収録しているTV番組《デジタルの根性》の手前で、《クギづけ》という新番組が始まりました。
内容は、投稿された動画を見てツッコミを入れるというもの。
《デジ根》にも動画投稿コーナーがあるじゃんとか、でもむしろ見た目は《あらびき団》みたいだとか、いろいろ思うところはありますが…。

うーん…仮想空間と動画配信の両サービスを単純比較するブログやコラムをたまに見かけて、正直いささかナンセンスだと思うことが多かったのですが、これはこれでなんとも象徴的な出来事に見えてきますねぇ。
なにせ、仮想空間ネタの番組の直前に、動画配信ネタの番組が入ってきたわけですからね。
角川の雑誌が《バーチャルワールドウォーカー》から《バーチャルウォーカー》に変わったときに通じる、なんともいえない妙な寂しさを感じております。

そんなセンチメンタルな気分で、先ほど《デジ根》のスタジオを久々に覗いてみました。

サンマを乗せた七輪から、もうもうと煙が。いたってマイペースのようです。  


Posted by Noras Karas at 01:49Comments(0)RL

2008年10月30日

コウモリ10L$

再掲はあまりしない方なんですが、考えてみればこの時期は、この商品にとって年最大・唯一の書き入れ時じゃないですか。
この際、なりふりかまわず宣伝してしまいましょう。
コウモリ
コウモリです。
コピー可です。
1プリム・物理ナシ・臨時プリムもナシ、なのにしっかりはばたく不思議アイテムです。

皆様のハロウィンに華を添えます、いかがでしょう。

こちらで展示販売中です、とりあえずご覧いただければ幸いです。

#このまえ外国のお客様から「ウチの塔をこのコウモリで一杯にしたい」とお褒めの言葉をいただいきました。嬉しいですね。…VampireかGoth系の方だったのかな?

追記:借りているモールのプリム数がそろそろ一杯なので、土地を探してたりします。
(商品の展示もしたいので…レンタルモールだとなかなか難しいんですよね。
元々羅漢モールさんを選んだのも、リュウグウノツカイが展示できるサイズのブースだったのが大きかったのです)
そんな最中にリンデンの環境シム年貢値上げ。中小レンタル業者には荒波だろうなぁ。寄らばMagSLの陰、かなぁ。  


Posted by Noras Karas at 00:55Comments(2)店・商品

2008年10月21日

次回予定と近況報告

入居している羅漢モールが1周年ということで、先週土曜にパーティーがあったそうです。
私も参加したかったのですが、野暮用でログインできず。
オーナーのSolo様、奥様、おめでとうございます。
各店舗出店者はじめ参加者の皆様、ご挨拶できず失礼しました。

さて、近況ですが、燈篭祭り(公式ブログはこちら。スタッフの皆様、遅まきながらご紹介ありがとうございます)に続いて、ちょっと脇道中です。
タイニーに挑戦しています。



一見なんの変哲もないタイニー。しかし実は、ちょっと変わったギミックが装備されています。
詳しくはリリース時に回しますが、《一人でもいいけど、みんなで使うとちょっと面白い》ギミック…とでも言いましょうか。
#ホントはコレをパーティで皆様に配れたらよかったのですが…残念。

おまけ。モラビア衣装を着たままボディクラッシャーとタイニーシェイプを装備したところ。



以上、生存報告でした。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2008年10月09日

素手スカルプ8・角錐と正方形

前回に引き続き、角錐…つまりピラミッド型を作ってみましょう。
これがうまいこと行けば、応用で角瓶のような形やくびれた形状も可能ということになります。石灯籠もシンプルなヤツなら作れるかも(以上宣伝…もちろん会場にあるのはもっと凝った素晴らしい燈篭揃いですのでお間違いなきよう

基本は角柱と同じく《あらかじめ作っておいたx,y(=赤・緑)のレイヤーにz(=青)を乗せる》方法になりますが、三角ということでxとy自体…つまり赤と緑にも影響が出ることに注意が必要です。

とはいうものの、実はコレ、発想を転換するとかえってラクだったりもします。

前回の前半で作った《赤と緑》のレイヤーですが、これは座標で考えると《高さ0の位置にある四角形》に相当します。
角柱はそこからまっすぐ上に伸びあがる…だから単純に高さを加えるグラデーションを乗せればいい。
これと同じように角錐を考えると、ピラミッドの頂点にまっすぐ向かうグラデーションをつくってやればいい…ということになります。
ピラミッドの頂点…xとyは中心でzが最大値。つまり、(128,128,255)です。これを上から下に、次第に弱くなるように足してやるには…
そう、アルファ(透明度)です。カラーが(128,128,255)一色で、上端がアルファ100%、下端が0%のグラデーションを《通常》で重ねてやれば、ピラミッド型の一丁上がりとなります。

角錐のスカルプトテクスチャ図解

同じ方法で平面の正方形も作れます。上に乗せるグラデーションを(128,128,0)にしてみましょう。
今までの図形を、スカルプトテクスチャと共に並べたものはこうなります。

角柱・角錐・正方形

端にあるのが、比較用に置いた通常のキューブプリムです。
角柱や正方形は通常のプリムでも作れますが、こうやって見ると、テクスチャの貼りつき方が異なることがおわかりでしょう。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2008年10月08日

お地蔵さん



お地蔵様です。
通常のプリムでも結構それらしい形が作れるせいか、逆にこういう浮き彫りタイプは珍しい気がします。
単純に固定のお地蔵さんではちょっとさびしかったので、二つばかり動くギミックを仕込んでみました。

・ススキ:背後に生えたススキが、ゆっくりと風になびくアニメーションをします。
・かざぐるま:お供え物の風車が回ります。

この2つのギミック、スカルプを使ったちょっと特殊な作り方をしています。
ススキは、使っているアニメーション用スクリプト自体はシンプルなのですが、プリムに歪みを加えることで、波打つ…というか、柔らかい《なびき》が出るようにしてみました。
また、かざぐるまはプリムを《実際の紙と同じ形に折って》作っています(ね、特殊でしょう?)。切り込みなどの都合上、完全にリアルの風車と同じ造形とはいきませんが、そこも味の一つ…とでも思っていただければ幸いです。

詳しい構造は、現在当ブログにて不定期連載中の《素手スカルプ》を読んでいくとわかるようになる…かな(スミマセン次回を早く書かなきゃいけませんね)。

これも走馬灯同様に、燈篭祭り会場のみでの販売となります。

#あ、今思えば、これチップジャーにできるようにしときゃよかったかも。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2008年10月07日

素手スカルプ7・角柱

前回までは《平面を盛り上げる》アプローチでしたが、今回は目先を変えて、最初から立体な造形について考えてみましょう。
グラデーションとレイヤーを使って、角柱を作ってみます。

今回は、まずxとyを設定するためのグラデーションを作り、その上にz用のグラデーションをレイヤーで乗せる方法とします。
(連載5回目で説明したとおり)縫い目を《球形》にすれば上下は自動的にふさがりますから、とりあえず側面の4面を作ることを考えましょう。

まずxとy。
角柱の側面がどのように伸びているか、真上から見て考えてみます。
まず1つの頂点(今回は左下から反時計回りとします)から考えると、右下隅、そして右上隅、左上隅とつながり、左下に戻ってきます。
これをそのまま座標で表現すれば、(0,0)→(255,0)→(255,255)→(0,255)→(0,0)となります。
この数字を、今までの連載で書いたように、1番目の数字(x)が赤、2番目の数字(y)が緑になるよう変換すると、

黒→赤→黄色→緑→黒

というグラデーションになります。

四角柱の外周に沿った四角形ができました。次に、これに高さ(=z=青)を追加しましょう。
これもグラデーションを使えば比較的簡単です。スカルプトテクスチャの上下をプリムの上下と同じにするなら、上が(0,0,255)、下が(0,0,0)のグラデーションということになります。
あとは、今までの連載と同様、《比較(明)》を使って合成してやれば完成です。
図にすると以下のようになります。



次回はこれを応用して角錐を作ります。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2008年10月06日

横浜トリエンナーレ


コレがなんだかお分かりでしょうか?

コレ、なんと、横浜で開催中の《横浜トリエンナーレ》会場にある、アップライト型のセカンドライフ筐体です。会場で偶然見つけました。中はMacっぽいけど。

セカンドライフは元々、こういったアートの展示・プレゼンテーションに向いたツールだと思います。
3Dで自由にCGを作れて、それを基本的に誰でも見に来れるわけですから、おあつらえむきとさえいえる。
実際インワールドで活躍しているアーチストの方もたくさんおられます。

しかしどうもコレはよろしくない。
見ていると、触ってる人はみんな、操作が分からず戸惑っているだけなのですね。

・そもそも筐体に書かれた情報量が多すぎる(写真からもわかるかと思います)。その割に必要な情報が見つからなかったりする。
・筐体に書かれた移動操作がカーソルキーではなくアルファベット。これだとチャットウインドウが開いていると「wwwwwwwwwwwwwwww」と打たれるだけで動けない。しかも触ってる人たちには、そもそも何故動けないのかすら理解できていない。
・動けても、「シムの境界」や「NO ENTRY」にぶつかりっぱなしとか。それらの境界の性質は住人には暗黙ですが、やはり初見の人が、しかも空中などでぶつかるとわかりにくいのです。
・専用シムはあるが、「NO ENTRY」で小さく区切られた工事現場しか動けない。だから多分、やってても面白みがわからない。
・また、誰か知ってる人がどっかにテレポートさせたり設定をいじったりするだけで、後からやる人には五里霧中になってしまう。

プレゼンテーションに力を発揮するはずのツールが、こういうプレゼンテーションの場でうまいこと機能してくれないのは、不幸なコトだと思うんですけどね…。

ちなみに専用シムはココ
公式サイトはココ。10月10日まで、ネタ募集中だそうです。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)RL

2008年10月02日

走馬灯《彼岸花》

走馬灯、といっても何か命にかかわる危険アイテムではありません。
現物を見たことがない方もおられるかもしれないので一応解説すると…

行燈の中にプロペラつきの絵筒が仕込んであり、それがロウソクの熱で回転します。
その結果、行燈の表面には絵筒の絵柄が影絵として投射される。
しかもそれが回転に従ってスクロールする…という仕組みのものです。
今でも法事なんかで使われることがありますが、最近はモーターで回すものが多いようですね。

走馬灯

行燈の表面に映る映像は、スクロールしながら四隅に近づくにつれ歪みます。
また、映像は床にもうっすらと映ります。もちろんこちらも歪みながら回転します。
しかも床の映り込みは、内側が四角で外側が円形。おまけに柱の部分は影になる…
当然ながらスカルプでないと到底不可能な表現です。
このへんがSimprimLifeのノウハウを活かした、この走馬灯のキモですね。

そして絵柄は彼岸花。
そうです、元々はお彼岸に間に合わせようと思っていたのです…。

中はカラッポです
(ちなみに中を覗いてもプロペラはありません。それで1プリム増えるのも馬鹿馬鹿しいでしょ?)

※なお、このオブジェクトの設置には、(オブジェクトの一部を床に埋め込む性質上)平らな床が必要です。購入の際にはご注意ください。

走馬灯は、当分の間燈篭祭り会場のみでの販売となる予定です。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2008年10月01日

EDO JAPAN 「秋の燈篭祭り」

EDO JAPANさんの《秋の燈篭祭り》に出店させていただきました。
イベントへの出店はこれが初めてですね。

燈篭祭り会場風景

…石燈篭というシブいアイテムが立ち並ぶ中でも、ひときわ地味なブースです。
元々、SimprimLifeの応用で暖めていた《走馬灯》のアイデアを実験していたところに、今回のイベントを聞きつけ土壇場で参加をさせていただいたという経緯があります。

#とはいえ、灯籠、とくに石灯籠がメインのイベントということで、部屋に飾る走馬灯は参加資格的にどうなんだろ?としばらく迷いました。
#Wikipediaを見るとなんとなくOKげに見えなくもないですが、一応事前にスタッフの方には《灯籠に似てるというか違うというか微妙なアイテムなんですが…》と問い合わせをし、無事参加OKを頂いております。ありがとうございます。
#しかし基本的には野外向けアイテムのイベントなので、さすがに気がひけて、もう1種野外用のアイテムを用意しました…。

各アイテムに関しては、また日を改めて。

EDO JAPAN 「秋の燈篭祭り」は、10月1日から31日まで開催です。
会場はこちら。
そして公式ブログはこちらです。  


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