ソラマメブログ

  

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2008年07月31日

民族衣装《苗族》

さて、民族衣装を店に置きました。
元々SimprimLifeより前から作っていたのですが、パッケージやらいろいろ考えていたら後回しになっちゃいました。
ミヤオ族衣装
第一弾は《苗族(ミャオ・Miao)》の衣装です。
中国貴州・雲南省からタイにかけての少数民族で、卓越した刺繍と銀細工で知られています。
居住範囲の広さもあって白苗・黒苗など多数の部族に分かれており、服飾もそれぞれかなり異なるのですが、だいたい比較的大きな頭飾りと細かいプリーツスカート(百摺)は共通しているようです。

今回は中でもメジャーと思われる《雷山(レイシャン)》という地方の礼服を作成しました。この服は新年のお祭りや、姉妹飯というお祭りなどで着用されます。
大きな頭飾り(水牛の角がモチーフとのこと)をはじめとした全身の銀細工と、スカートの上の帯状の飾りが特徴となります。
オプションとして

・頭飾りの角あり/なし
・飾りのフレキシ/スカート直書き
・背中飾りのスカルプ/ジャケットレイヤー

が選択可能となっています。
(ただし、選択肢の後者は主に負荷対策を目的として作ったものなので、出来は基本的に前者の方が良いです…)

※ちなみに姉妹飯とは、年に一度、娘たちが色をつけたおこわを作って若者と交流するお祭り。TVなどで少数民族風バレンタインデーと紹介されることもあるようです。
店はこちら。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(2)店・商品

2008年07月30日

オリエンテーション

Sophiee Winklerさんのブログによると、実験的に、新規ユーザーがオリエンテーションアイランドをスキップするようになったそうです。ヘルプアイランドに降りるそうな。
まぁ、乗り物の操縦法とかジェスチャーとか、使わない/つまらない/長い/しかも動かないチュートリアルを強制されて飽きちゃうというのは本末転倒ですからね。
(さすがに今は《ビーチボールを台に乗せる》カリキュラムはないみたいですが。1年半やってるが、アレ使う場所って見たことないな)


経験則上、新人ユーザーがまず立つべきなのは、チュートリアル看板の前でもまして空地でもなく、メンター(助言者/導く人)の前であろうと思っています。
最初の1時間以内に、色々教えてくれたり雑談してくれる相手に会えるかどうかで、その後の定着率が大きく変わっているのでは、というのが正直な感触です。
(少なくとも、使わない機能を覚えるまで無味乾燥な場所に閉じ込められることよりは、ずっと重要でしょう。実際、探検に最低限必要なのはカーソルキーと飛行だけだし、逆にパイメニューの中身などオリエンテーションでも殆どフォローできていない操作は山のようにあります。
サードパーティーのオリエンテーションアイランドはドラマ仕立てやフリービーの充実など、それぞれいろいろな工夫をしていますが、それでも本質的には《そもそも何をしたらいいのかわからない》状態は未解決なままです)
セカンドライフ全般ではWelcomeZoneに当たるのでしょうが、日本人コミュニティで考えると、むしろ《カフェ》がその役割を負っています。

これについては前々から、ちょっと妄想してるシステムがあります。
エントリーを済ませた新人が《とりあえず人のいるところからスタートする》ことはできないかな?と。

・新人支援を希望するカフェ(もちろんクラブでもサンドボックスでも企業シムでも構いません)は、サイトに情報を登録のうえで、システムの入ったオブジェクトを置いてもらう。
・オブジェクトは、10分に1回くらいの割合で、周囲にいる人数とチャット数をサーバに送信する。これで活動度を判定する。
・新人がセカンドライフを初起動するとき「その時点でほどほどに稼働している場所」を判定して自動テレポートする。
・セキュリティ対策用に、テレポートした新人はその場所が「よかった/悪かった」程度のモデレーションをワンクリックで行える。
(「悪かった」評価を受けた場所は、テレポート先として選ばれる頻度が下がる。盗聴を防ぐためオブジェクトではなく新人登録サイト経由が望ましい)

といった感じのシステムってどうでしょうかね?
個々の場所に常駐はできなくても、複数のカフェ…もっと言えば複数の企業まで含めてやりくりすれば、24時間の新人フォローも可能だと思うんです。

新人にしてみれば「誰もいない」「何をしたらいいのかわからない」状態を回避できる。
カフェとしても、持ち出しで作ったキャンプチェアをボットだらけにされるよりずっといい。
シムオーナーにしてみれば強力な人口流入手段になる。
新人以外が利用してもいい。「とりあえず誰かがいる場所にいける」のは誰にとってもメリットだろう。
たくさんあるはずの新人支援したい場所やグループに「新人はそこまですらたどり着けない」状態を防げる。
新人登録機能を持ってる企業にとっては(オリエンテーションを飛ばしてよそに行かれちゃうので)一見デメリットだが、例えばランドマークだけ各企業が事前に持たせておいて、テレポート先で改めて「わからなければキミが持ってるランドマークへ行ってごらん」と言ってもらえばいい。閉じ込められるのと自発的に行くのではシムへの印象も変わるだろうから、最終的な定着率アップと相殺していくのでは。

まぁザッとしたアイデアなのでいろいろ課題はありそうですが、うまく回れば誰もが懸案としている定着率を底上げできるのではないかと。
(もっとも、人口が少なく密度が高いうちは、相互にボランティアでやれてたことなのでしょうが。togenkyoにはお世話になりました…)  


Posted by Noras Karas at 07:35Comments(0)分析

2008年07月24日

SimprimLife《リュウグウノツカイ》

SimprimLifeリュウグウノツカイ
SimprimLifeシリーズ第3弾は、大物・リュウグウノツカイです。
海の神秘性を象徴するような魚ですが、それだけに生態もほとんどわかっていないという代物です。
無論、現実のペットショップで購入など不可能。
しかもこいつはセカンドライフ内でも見たことがなかったので、今回の発表となりました。

円軌道で動く点は同じですが、今回は、その長い体を波打たせて泳ぎます。

過去2作とは、サイズだけでなく多少スクリプトの構造やパッケージ内容が異なります。
(価格もちょっとお高くなっております、スミマセン)
まずサイズ別ではなく、泳ぎ方2種類(上向き/下向き)が同梱されます。
#コレ、現実にどういう向きで泳ぐのかもよくわかっていないようです…上向きで泳ぐ映像は存在するようですが、下向きは私のイメージです。
また、オーナーによるtouchも、移動速度ではなく動作モードの切り替えとなっています。
実は、いつもに増して変則的な技法を使っているため、そのオンオフの組み合わせで3種の動作モードを用意しました。基本的には《Both》モードが標準ですが、動作環境やお好みで、他のモードをお試し頂くこともできます。
(結果的に、各モードでそれぞれ動作速度や微妙な動きが異なります。ご了承ください)
※なお、半透明処理の都合上、体の前後が入れ替わって見える場合もありますが、これは仕様となっております。描画エンジンの性能上不可避なのはもちろんですが、その結果発生する動きが、それはそれで見た目上面白い効果になっていますので。

商品およびサンプルはこちら。
http://slurl.com/secondlife/Baleful/242/16/58
  


Posted by Noras Karas at 13:00Comments(0)店・商品

2008年07月23日

SimprimLife《コウモリ》

SimprimLifeコウモリ
コウモリです。
羽根を羽ばたかせながら、円軌道を周回します。
サイズは小中大の3種類。店頭にディスプレイしているのはLサイズになります。
オーナーがクリックするごとに、速度が3段階に変化します。お好みでどうぞ。
(透明部分が多いなどの商品の性質上、touchしにくい場合があります。そういう場合は移動軌道上を右クリックするか、範囲指定などで捕捉したうえでtouchするといいでしょう)
もちろん1プリムで構成されており、Copy可なので、気軽にいくつも配置できます。
Vampire系施設のデコレーションなどにどうでしょうか。
http://slurl.com/secondlife/Baleful/242/16/58
  


Posted by Noras Karas at 13:00Comments(0)店・商品

2008年07月22日

SimprimLife《トカゲ》

SimprimLifeトカゲ《SimprimLife》最初の商品はトカゲ君です。
元々は「もしかしてこうしたら動くんじゃ?」という思いつきをベータグリッド上で実験したところから生まれた商品です。いやぁ、何枚テクスチャをアップしたろう…。

というわけで、円軌道を周回移動します。
このとき、単に回るのではなく、ちゃんと手足を前後に動かします(実は、微妙に体もくねらせています)。
なのになぜか1プリム!もちろん臨時オブジェクトなどは使っていません。

サイズは3種類。店頭にディスプレイされているのはLサイズです。
実物と比べるとかなり大きいのですが、飾りとしてはアリかなとあえてこのサイズにしています(というより、実物大だと小さすぎて、まず誰も気づかないでしょう…)。
オーナーがtouchするごとに、速度が3段階に変化します。お好みの速度でどうぞ。
(透明部分が多いなどの商品の性質上、touchしにくい場合があります。そういう場合は移動軌道上を右クリックするか、範囲指定などで捕捉したうえでtouchするといいでしょう)

このトカゲ、日本でよく見かけるシッポの青い種類のやつですが、好評なら海外産やヤモリなど、別の種類も作ってもいいかなと思っています。気長にお待ちください。
http://slurl.com/secondlife/Baleful/242/16/58
  


Posted by Noras Karas at 13:00Comments(0)店・商品

2008年07月21日

SimprimLife

私は普段、おもに民族衣装なぞを作っておりますが、故あって店の方では別のシリーズを先行展開しています。
それが《SimprimLife》と銘打った、動物のシリーズです。
SimprimLifeシリーズ
セカンドライフの中でも、ペットや魚をはじめとする生物は人気のジャンルです。
しかしその動作となると、主に技術的な点から、満足いくものはまだまだ難しいのが現状といえるでしょう。

シンプルな動作には主にオブジェクトを回転させるスクリプト(llTargetOmega)などが使われますが、移動には使えてもポーズの変更までは難しい。
逆に、凝ったプリムの組み合わせはスクリプトや設定が複雑な割に動作のタイムラグなどの問題が残る。物理系スクリプトを含めばなおさらです。
また、テクスチャアニメだと事実上動画を書く必要があるうえに、どうしても平面になってしまう。

《SimprimLife》シリーズは、それらのいずれとも異なります。

いくつかの技法を組み合わせて用いることで《可能な限りシンプルな構造で、比較的自然な動作アニメーション》を実現しました。
例えば、シリーズ最初の商品である《トカゲ》は、1プリムながら、ちゃんと手足を動かして歩きます。
(自分で言うのもなんですが、正直かなり珍しい技法だと思います。少なくともよそでは見たことがありません…)

現時点では、まだラインナップは3種と少ないのですが、なかなか面白い効果が出せていると思います。
興味のある方は、ショップでご確認ください。
http://slurl.com/secondlife/Baleful/242/16/58
  


Posted by Noras Karas at 13:00Comments(0)店・商品

2008年07月20日

よろしくお願いします

誕生から1年以上、ほとんどベータグリッド暮らし。
マイナーな民族衣装やキテレツな実験などやっていましたが、
そろそろ世に出してみるべぇか、とモールを借りてみました。



屋号とかアバター名そのままです。
店も今のとこ看板さえない状態…ぼちぼちやっていきますので、気長にお付き合いください。
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Posted by Noras Karas at 00:46Comments(0)店・商品