2009年01月25日
ボツネタ:ヨルダン民族衣装《カラカ》
すっかり新作がご無沙汰していますが、民族衣装もいくつか企画中ではあります。
しかし中には、いくつかボツになったものもありまして、今日はそのひとつを紹介します。

カラカ、またはベダジャンと呼ばれる木綿のドレスです。ヨルダンのサルトという地方でかつて着られていた衣装で、一説には世界最大のドレスだとか。丈が3メートル20あるそうです。
創作意欲としても、アーカイブ的な意味でも、かなり作りたかったアイテムなのですが、今のところ凍結しています。
もちろん資料が少ない(民族衣装の宿命)せいもあるのですが…
最大の理由は、その大きさからくる独特な着こなし方。
というのも、この頭にかぶってるヴェール、実は右袖なんですね。
右の袖は、余った部分を折り返して、ヴェールとして頭にかぶり、左袖に巻きつける。
左袖は、背中側を腰のあたりで回して右袖に巻きつける(だぶついた部分は小物入れになるそうです)。
おまけにスカートは、ヒザ下で折り返して、たくしあげた部分を腰でベルト留め、そこから下ろしたのが足首まで届いている。
単にシルエットが特殊なだけならプリムで作ればいいんでしょうが、この服の場合、どうしても
《left_upper_arm→pelvis→right_upper_arm》
みたいな、アバターの体構造とは違う順番で、オブジェクトを接続する必要が出てくる。
装備品同士が相対座標を取得できれば作れなくもないのでしょうが…LSLにも、ネイティブの機能にも、どうやらなさそうなんですね。装備品の座標を取得しても、アバターの中心座標が返ってきてしまう。
(パーティクルにPSYS_PART_TARGET_POS_MASKかけてプリム代りに使う…なんて荒業も考えましたが)
ということで、今のところ泣く泣くオクラ入り、となっております。
民族衣装は一つ一つフォルムが違うので、なかなか手がかかって大変なのですが、構想中のもいくつかありますので新作をそのうちお目にかけられるといいなと思っております。気長にお待ちください…。
しかし中には、いくつかボツになったものもありまして、今日はそのひとつを紹介します。

カラカ、またはベダジャンと呼ばれる木綿のドレスです。ヨルダンのサルトという地方でかつて着られていた衣装で、一説には世界最大のドレスだとか。丈が3メートル20あるそうです。
創作意欲としても、アーカイブ的な意味でも、かなり作りたかったアイテムなのですが、今のところ凍結しています。
もちろん資料が少ない(民族衣装の宿命)せいもあるのですが…
最大の理由は、その大きさからくる独特な着こなし方。
というのも、この頭にかぶってるヴェール、実は右袖なんですね。
右の袖は、余った部分を折り返して、ヴェールとして頭にかぶり、左袖に巻きつける。
左袖は、背中側を腰のあたりで回して右袖に巻きつける(だぶついた部分は小物入れになるそうです)。
おまけにスカートは、ヒザ下で折り返して、たくしあげた部分を腰でベルト留め、そこから下ろしたのが足首まで届いている。
単にシルエットが特殊なだけならプリムで作ればいいんでしょうが、この服の場合、どうしても
《left_upper_arm→pelvis→right_upper_arm》
みたいな、アバターの体構造とは違う順番で、オブジェクトを接続する必要が出てくる。
装備品同士が相対座標を取得できれば作れなくもないのでしょうが…LSLにも、ネイティブの機能にも、どうやらなさそうなんですね。装備品の座標を取得しても、アバターの中心座標が返ってきてしまう。
(パーティクルにPSYS_PART_TARGET_POS_MASKかけてプリム代りに使う…なんて荒業も考えましたが)
ということで、今のところ泣く泣くオクラ入り、となっております。
民族衣装は一つ一つフォルムが違うので、なかなか手がかかって大変なのですが、構想中のもいくつかありますので新作をそのうちお目にかけられるといいなと思っております。気長にお待ちください…。
Posted by Noras Karas at 13:45│Comments(0)
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