2008年07月30日
オリエンテーション
Sophiee Winklerさんのブログによると、実験的に、新規ユーザーがオリエンテーションアイランドをスキップするようになったそうです。ヘルプアイランドに降りるそうな。
まぁ、乗り物の操縦法とかジェスチャーとか、使わない/つまらない/長い/しかも動かないチュートリアルを強制されて飽きちゃうというのは本末転倒ですからね。
(さすがに今は《ビーチボールを台に乗せる》カリキュラムはないみたいですが。1年半やってるが、アレ使う場所って見たことないな)

経験則上、新人ユーザーがまず立つべきなのは、チュートリアル看板の前でもまして空地でもなく、メンター(助言者/導く人)の前であろうと思っています。
最初の1時間以内に、色々教えてくれたり雑談してくれる相手に会えるかどうかで、その後の定着率が大きく変わっているのでは、というのが正直な感触です。
(少なくとも、使わない機能を覚えるまで無味乾燥な場所に閉じ込められることよりは、ずっと重要でしょう。実際、探検に最低限必要なのはカーソルキーと飛行だけだし、逆にパイメニューの中身などオリエンテーションでも殆どフォローできていない操作は山のようにあります。
サードパーティーのオリエンテーションアイランドはドラマ仕立てやフリービーの充実など、それぞれいろいろな工夫をしていますが、それでも本質的には《そもそも何をしたらいいのかわからない》状態は未解決なままです)
セカンドライフ全般ではWelcomeZoneに当たるのでしょうが、日本人コミュニティで考えると、むしろ《カフェ》がその役割を負っています。
これについては前々から、ちょっと妄想してるシステムがあります。
エントリーを済ませた新人が《とりあえず人のいるところからスタートする》ことはできないかな?と。
・新人支援を希望するカフェ(もちろんクラブでもサンドボックスでも企業シムでも構いません)は、サイトに情報を登録のうえで、システムの入ったオブジェクトを置いてもらう。
・オブジェクトは、10分に1回くらいの割合で、周囲にいる人数とチャット数をサーバに送信する。これで活動度を判定する。
・新人がセカンドライフを初起動するとき「その時点でほどほどに稼働している場所」を判定して自動テレポートする。
・セキュリティ対策用に、テレポートした新人はその場所が「よかった/悪かった」程度のモデレーションをワンクリックで行える。
(「悪かった」評価を受けた場所は、テレポート先として選ばれる頻度が下がる。盗聴を防ぐためオブジェクトではなく新人登録サイト経由が望ましい)
といった感じのシステムってどうでしょうかね?
個々の場所に常駐はできなくても、複数のカフェ…もっと言えば複数の企業まで含めてやりくりすれば、24時間の新人フォローも可能だと思うんです。
新人にしてみれば「誰もいない」「何をしたらいいのかわからない」状態を回避できる。
カフェとしても、持ち出しで作ったキャンプチェアをボットだらけにされるよりずっといい。
シムオーナーにしてみれば強力な人口流入手段になる。
新人以外が利用してもいい。「とりあえず誰かがいる場所にいける」のは誰にとってもメリットだろう。
たくさんあるはずの新人支援したい場所やグループに「新人はそこまですらたどり着けない」状態を防げる。
新人登録機能を持ってる企業にとっては(オリエンテーションを飛ばしてよそに行かれちゃうので)一見デメリットだが、例えばランドマークだけ各企業が事前に持たせておいて、テレポート先で改めて「わからなければキミが持ってるランドマークへ行ってごらん」と言ってもらえばいい。閉じ込められるのと自発的に行くのではシムへの印象も変わるだろうから、最終的な定着率アップと相殺していくのでは。
まぁザッとしたアイデアなのでいろいろ課題はありそうですが、うまく回れば誰もが懸案としている定着率を底上げできるのではないかと。
(もっとも、人口が少なく密度が高いうちは、相互にボランティアでやれてたことなのでしょうが。togenkyoにはお世話になりました…)
まぁ、乗り物の操縦法とかジェスチャーとか、使わない/つまらない/長い/しかも動かないチュートリアルを強制されて飽きちゃうというのは本末転倒ですからね。
(さすがに今は《ビーチボールを台に乗せる》カリキュラムはないみたいですが。1年半やってるが、アレ使う場所って見たことないな)

経験則上、新人ユーザーがまず立つべきなのは、チュートリアル看板の前でもまして空地でもなく、メンター(助言者/導く人)の前であろうと思っています。
最初の1時間以内に、色々教えてくれたり雑談してくれる相手に会えるかどうかで、その後の定着率が大きく変わっているのでは、というのが正直な感触です。
(少なくとも、使わない機能を覚えるまで無味乾燥な場所に閉じ込められることよりは、ずっと重要でしょう。実際、探検に最低限必要なのはカーソルキーと飛行だけだし、逆にパイメニューの中身などオリエンテーションでも殆どフォローできていない操作は山のようにあります。
サードパーティーのオリエンテーションアイランドはドラマ仕立てやフリービーの充実など、それぞれいろいろな工夫をしていますが、それでも本質的には《そもそも何をしたらいいのかわからない》状態は未解決なままです)
セカンドライフ全般ではWelcomeZoneに当たるのでしょうが、日本人コミュニティで考えると、むしろ《カフェ》がその役割を負っています。
これについては前々から、ちょっと妄想してるシステムがあります。
エントリーを済ませた新人が《とりあえず人のいるところからスタートする》ことはできないかな?と。
・新人支援を希望するカフェ(もちろんクラブでもサンドボックスでも企業シムでも構いません)は、サイトに情報を登録のうえで、システムの入ったオブジェクトを置いてもらう。
・オブジェクトは、10分に1回くらいの割合で、周囲にいる人数とチャット数をサーバに送信する。これで活動度を判定する。
・新人がセカンドライフを初起動するとき「その時点でほどほどに稼働している場所」を判定して自動テレポートする。
・セキュリティ対策用に、テレポートした新人はその場所が「よかった/悪かった」程度のモデレーションをワンクリックで行える。
(「悪かった」評価を受けた場所は、テレポート先として選ばれる頻度が下がる。盗聴を防ぐためオブジェクトではなく新人登録サイト経由が望ましい)
といった感じのシステムってどうでしょうかね?
個々の場所に常駐はできなくても、複数のカフェ…もっと言えば複数の企業まで含めてやりくりすれば、24時間の新人フォローも可能だと思うんです。
新人にしてみれば「誰もいない」「何をしたらいいのかわからない」状態を回避できる。
カフェとしても、持ち出しで作ったキャンプチェアをボットだらけにされるよりずっといい。
シムオーナーにしてみれば強力な人口流入手段になる。
新人以外が利用してもいい。「とりあえず誰かがいる場所にいける」のは誰にとってもメリットだろう。
たくさんあるはずの新人支援したい場所やグループに「新人はそこまですらたどり着けない」状態を防げる。
新人登録機能を持ってる企業にとっては(オリエンテーションを飛ばしてよそに行かれちゃうので)一見デメリットだが、例えばランドマークだけ各企業が事前に持たせておいて、テレポート先で改めて「わからなければキミが持ってるランドマークへ行ってごらん」と言ってもらえばいい。閉じ込められるのと自発的に行くのではシムへの印象も変わるだろうから、最終的な定着率アップと相殺していくのでは。
まぁザッとしたアイデアなのでいろいろ課題はありそうですが、うまく回れば誰もが懸案としている定着率を底上げできるのではないかと。
(もっとも、人口が少なく密度が高いうちは、相互にボランティアでやれてたことなのでしょうが。togenkyoにはお世話になりました…)