ソラマメブログ

  

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2009年01月08日

素手スカルプ12・コントラスト

前回の明るさと同様、今回はスカルプトテクスチャにコントラスト調整をかけた場合について考えてみましょう。
サンプル燈篭のスカルプトテクスチャからコントラストを増減させると、こんな画像になります。
コントラスト

《コントラストを上げる》ということをもう少し砕いてみると、《明るい色はより明るく、暗い色はより暗く》と言い換えることができるでしょう。
これを座標で考えると、《右(または奥/上)の点はより右に、左(or手前/下)の点はより下に》といったトコロでしょうか。
…つまり、

「コントラストを上げる=オブジェクト全体を上下左右に拡げる」

「コントラストを上げる=オブジェクト全体を中心に向けて縮める」

となります。
(《明るさ》と同様、最大(最小)値に達した部分は、ガラスに押しつけられたように平らになります)

前回の《明るさ》と違いがわかりにくいときは、傘など個々の部分の大きさがどう変化しているかに注目してみてください。
《明るさ》による変化は全体が同じ方向にスライドしているため(外周と干渉しない限り)個々の部分のサイズは変化しません。一方、コントラストでは、部品自体のサイズが変化します。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析