ソラマメブログ

  

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2009年01月22日

素手スカルプ13・ぼかし

前回に続き、スカルプトテクスチャにフィルタ機能を試してみましょう。
今回はぼかしを試します。スカルプト系のツールでも、たまにボカシ機能を使っているものがありますね。
(特に、頂点数が少なめのものが滑らかさを出すために使うケースがありますね、IWATEとか)
では実際ぼかしを使うとどうなるのか、試してみた結果がコレです。



いやぁ、CG絵描きさんが手法を公開してるサイトなんかを見ると、ボカシには大抵《ぼかし(ガウス)》が使われてるのですが、その理由がよくわかりました。



通常のボカシは、色の遷移が直線的なんですね。よく見ると、スカルプの(ちょうどボカシに当たる部分の)斜面にいくつかカドができている。ガウスはなめらかなカーブになっている。

一見どう変化しているかわかりにくいフィルタ効果ですが、スカルプに起こすと明確にわかって面白いものですね。

#…というか、コレって要するに折れ線グラフみたいなもんですよね。
#数学教育とかで使えないかな。

ペイントソフトで使われるぼかしには、他にもいくつか種類があります。それらについてもある程度実験してありますので、詳しくはまた次回。でも…うーん…まぁあまり期待せずお待ちください。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析