ソラマメブログ

  

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2016年07月24日

香林坊店をクローズしました

シム閉鎖に伴い、商品を撤去しました。
現在は実験中のオブジェクト「Fly me to the MOON」のみが残っています。

というわけで、もう「店」ではなくなったので詳しく書いてしまうと、



こんな風に、空中に浮かんだ月の上を歩けるというアトラクションです。
地上にある赤い玉に「MOON WALK(座る)」してください。

ぐるっと一周歩けます、固定ポーズじゃなく。自分の操作で。月に直立して。

カメラアングルとか、歩いてると変な向きになったりとか、未調整の不具合はありますが、お暇ならお試しを。
あ、あと、物理の入ったスカートは逆さだと当然めくれますのでご注意。

たぶんシムクローズまで置いてます。

素敵な場所を貸してくださったオーナー様、ご来店くださったお客様に感謝します。

さらば香林坊(チュワッチュワ)。  


Posted by Noras Karas at 05:15Comments(0)店・商品

2012年04月01日

香林坊店を紹介していただきました。

大家さんであるクマッ♪ション様に、香林坊店を紹介していただきました。
http://kumakuma.slmame.com/e1221107.html
ありがとうございます。

かく言う私が最近何をしてるかというと…

ベータグリッドの試作品ばかり増える増える。
パッケージ詰めすれば出せるのも、なくはないんですけどねー。  
タグ :告知


Posted by Noras Karas at 01:53Comments(0)店・商品

2011年07月23日

生存報告ほか

■1■IMをくださった皆様へ

しばらくログインしていなかったためか、未達のまま削除されてしまったIMがあるようです。
IMにてご連絡くださった皆様につきましては、恐れ入りますが再度お送りくださると助かります。

■2■スカルプとメッシュ

前回掲載の「Flower Editor」に続くスカルプ作成エディタを作っています。
しかし…メッシュのメイングリッド上陸までは、もうちょっと間があると踏んで作っていたのですが、もう上陸みたいですね…。
まあ便利は便利なはず(特にウチの商品に関連した機能が)なので、動くとこまで作ってしまいましょうかねぇ…。  


Posted by Noras Karas at 03:26Comments(0)こぼれ話

2011年03月31日

Flower Editor

手軽に「花のスカルプトテクスチャ」を作れるエディタです。
Simple sculpt-texture editor for making flowers.
↓※実際に操作可能です(要FLASH)。スナップショットではありません。





■頂点数
 花は一重か八重か、花びらは1周で何枚あるか、1枚の花びらは、縦横いくつの頂点を持つか…を設定します。

縦横の頂点数の積は合計512以内にしてください
(それ以上でも生成はされますが、出来上がったスカルプトテクスチャはSecondLifeの仕様より大きくなるため、手作業で分割が必要になります)。
また、個々の頂点数は、2の倍数を使うのが無難です。

■花びらの形
個々の花びらがどんな形か? 朝顔のようにつながっているのか、桜のように分かれているのか? といったあたりを制御します。
四角形をドラッグ&ドロップして設定してください。花びらの中心は上下にのみドラッグできます。

■花の形
花を横から見た断面図だと思ってください。
一番内側と、一番外側の花びらの形、そして、その中間の花びらがどのようなカーブ状に並ぶのかを設定できます。
(《ズレなど》の上側のスライダーにも影響します)

■花びらの配置
花びらの並びが、渦巻状か同心円状かを決定します。

■中心点の位置
花の付け根を、プリムの中心(SecondLife内で回転する際に位置合わせがラク)にするか、プリムの下端(大きく使うことで精度が上がる)にするか決められます。

■ズレなど
2本のスライダーからなります。

●上のスライダー
ちょっと表現が難しいですが、強いて言うなら《花びらのくるまり方》を制御します。
スライダーを左端にすると、花びらは全体にフラットに、
右端に近づけるほど、《外側の花びら》の短い部分のカーブが《内側の花びら》に似ます(通常の設定だと、1枚1枚の花びらが左右にクルッと巻き込む形になるのが一般的です)。

●下のスライダー
八重の花を作る時、《内側と1枚外側の花びらが、どのくらい互い違いになるか》を制御します。
スライダが左端のときズレは0、中央に置くと1周ごとの互い違いになります。

■サンプル
サンプルの花をいくつか用意しました。

■インポート、エクスポート
下のボタンを押すと、作成中の花の設定をテキスト出力できます。(左側のテキストボックスに入ります。CTRL+A→CTRL+Cで、必ず全文保存してください)

保存した設定を再度使う場合は、テキストボックスにペーストして、上のボタンを押してください。

■「作る」
現在の設定に沿って花を作ります。
プレビューとテクスチャが同時生成されます。

■テクスチャ
出来上がったテクスチャは、お手数ですがスクリーンショットを撮って切り抜いてください。



You can make flower-sculps like it!

  


Posted by Noras Karas at 00:45Comments(0)Flower Editor

2011年01月09日

羅漢店閉店

随分お世話になった羅漢モールが閉鎖、それに伴い、Baleful支店も閉店となりました。
(閉まった店だから宣伝じゃなく思い出話ってことで・・・)

元々は、リュウグウノツカイの実物展示販売ができるモールスペースを探してたどりついた場所。
外国の方がよくまとめ買いをしてくれて、正直、本店より売上がありました。

オーナーのSolo Mathyご夫妻には大変お世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
(ここを読んでるショップオーナー様、羅漢には他にもモールがあります。お勧めですよ)

いいんだい趣味だから売れなくたって!と言いたいとこですが、閉店以来、外国のお客さんからチョコチョコ「お店消えちゃったけど他に支店とかないの?」とIMが来るのです。
まったく有り難い話です。赤字でもお客さんは大事。その都度LMを渡してました。

とはいえ先方にも不便でしょうから、プロフィールを移転後の内容に書き換え。そろそろIMも落ち着いちゃうかな。ホッとするような寂しいような。  


Posted by Noras Karas at 23:46Comments(0)思い出

2010年10月12日

Kandaシム閉鎖に思う…いや違う当事者だ

MagSLの神田シムが閉鎖だそうで、ウチにも通知が来てました。

同じMagSL内に引っ越し予定、Nipporiを仮押さえ。
Nipporiって長寿/活発な住人がかなりおられるので(SLハローワークにちんどん親方、SLguide.jpにクリエモンカフェ…)まあ閉鎖はしにくいだろう、と。

Harajukuだと周囲がみんなファッション系になっちゃうし、Uenoにも中央道路沿いが一つあったがNipporiのはさらに上の中央広場周りだったので。

しかし、引っ越し手順の説明では、場所予約から48時間以内に手続きすべしとなっているが、もう半分以上経過しているなあ。
MagSLの営業時間中にはほぼ帰れないんだがなあ。今PC前に居るのは奇跡みたいなもんで。  
タグ :商品告知


Posted by Noras Karas at 23:47Comments(0)店・商品

2010年06月11日

リンデン墓場

Kanda店にツバメが飛んでるよ、というネタを書かなきゃと思っていたら、それどこじゃないニュースが。

リンデンラボが大規模なレイオフを行ったそうです。
その中には日本人担当のサポートスタッフの方もおられたそう。残念です。

セカンドライフが独特なのは、そういった出来事があると、インワールドで対応するイベントをパパッと開催する人がいる点。

これは、レイオフされたリンデン姓の方々の《墓地》です。
周囲にはアバターの消失を悼む人々がたくさん集まっていました。

(ちなみに、その中には案の定、現職の○○Lindenさんや、「私は元××Lindenだった」とチャットで話してる方などがチラホラ。
あるいはサードパーティービューワーの開発に関わっているような有名アバターの方などもおられたようですね)

うーん、今後ウェブアプリ系に移行するような情報も見かけますが、じゃあ今のビューワーは、もっと言えばグリッドはどうなるんだとどうしても不安は出ますよね。
居ついた住人とグリッドはそれ自体が資産といえる筈なので、そうそう無碍にはしないと思うのだけど。  


Posted by Noras Karas at 03:28Comments(2)こぼれ話

2010年04月13日

アトラクション《Fly me to the MOON》β版

Kanda店の風車と灯篭に沿って歩くと…

中央に赤いボールが。
これが試作中のアトラクション《Fly me to the MOON》
です。

座ってみると…

おおっ。

おおおっ。

おおおおおおおお~っ。

平地同様、カーソルキーで歩けます。
身長のせいで足がめり込んだり浮くときはは、PageUP/Downで調整できます。
お試しあれ。

ベータなので不具合あるかも知れませんが、まぁお目こぼしを。
ここに設置してます。
secondlife://Kanda/90/107/22
  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2010年01月31日

またも生存報告・そしてテスト

相変わらず生存しています。
Kandaは区長が決まってサイバー特区になってますが、ウチは手をつける暇がなく掘っ立て小屋のままですみません。

・・・で、唐突になぜかFLASHの動作テストなぞしてみます。





これが成功したら、SecondLifeに関係した、とあるアイデアを実現に移す…かもしれません。  
タグ :アイデア


Posted by Noras Karas at 01:03Comments(0)

2009年10月31日

駆け込み宣伝

今こんなの作ってます。
近日公開!(予定)


お店はKanda本店羅漢モール店で。  


Posted by Noras Karas at 23:59Comments(0)店・商品

2009年09月28日

生存報告と、駆け込み宣伝


ソラマメの規約変更で、「長期間更新されてないブログは消すよ」的なこともあった風なので生存報告。

兼、開発中商品の駆け込み宣伝。

現在、ベータグリッドで
春向けのアイテムをひとつ(完成しているのはスクリプトの基本構造まで…)と、
夏~秋用のアイテムをひとつ(現在、スカルプの調整中)
作成中です。

いつになるんでしょう。そもそも出るんでしょうか。
期待せずにお待ちください。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)

2009年07月08日

生存報告と回答

お読みの皆様、お付き合いありがとうございます、まだ生きております。
RL超多忙につき、ログインするたび家賃振込みしかしていません。
春系のSimprimLifeもいくつか構想してたんですがすっかり夏。

さて、急にブログに復帰したのはほかでもありません。
ソラマメ経由で商品へのお問い合わせが来ていたのです。
しかも文面から察するに、どうも現実の商品と思っていらっしゃる風。
すみません、ウチはバーチャルな店のバーチャルなアイテムなのです。

お問い合わせくださったお客様、大変光栄に思います。
しかしそういった事情で、ご希望には添えないかと存じます。
その旨返信メールも書かせていただいたのですが、メールが届かないようです。そのためこのような形の返信になりましたこと、ご容赦ください。

ちなみに、本当にSL上でのご購入を御所望の場合は、こちらまでどうぞ。  


Posted by Noras Karas at 02:54Comments(0)こぼれ話

2009年03月24日

Habboホテル閉鎖に思う

2連続で不景気な話です、スミマセン。

Habboホテル》というサービスがあります。
私もプレイ経験はないのですが、フィンランド生まれのティーン向け仮想空間サービスで、本国スタートはSLより先という老舗だったようです。

このサービス、日本でも展開されていたのですが、この度撤退だそうです。
SLに限らず仮想空間サービスもあちこち大変だなぁ…と思ってトップページを見てみたら、

ユーザによるタグが凄いことになっていますね…。


そしてjapan.internet.comの記事も、

>閉鎖は日本だけのようだ。

>ユーザーにとっては寝耳に水だ。

>払い戻しは受け付けない、とのこと。

>助けを呼んでも無駄、とのことだ。

とまぁ、なんともいえぬ情念・怨嗟のようなものが、行間からひしひしと伝わってきます。
うーむ、SLではじゃぱらんど騒動の時ですらこんな騒ぎではなかった。住人のマインドの違いなのか、他になにか要因があるのか…。

ちょっと暗い話でしたが、今回はあえて急いで取り上げてみました。
さっきも住人のマインドと書きましたが、ソラマメでは(メタバースポータルといいつつ)他のメタバース動向を滅多に見かけないので。
それこそ最近はATLUS署名運動のこともあったわけですし、企業シムにしろ他のメタバースにしろ《運営レベルでどう回っているか》について興味を持つ人が、ソラマメユーザーにももうちょっといてもいいんじゃないかな…と思う今日この頃です。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2009年03月15日

ATLUS閉鎖に思う

ATLUS VEGAS継続嘆願に、署名をしてきました。
http://www.shomei.tv/project-830.html

3月29日に閉鎖予定の《ATLUS VEGAS》は、企業シムとしては数少ない人気シムであり、多数のセカンドライフ住人に愛されていたようです。
私自身、Kanda店から望む巨大なジャックフロストに、一種の誇らしささえ感じていました。
私が署名したのは、(…もちろん継続するに越したことはないのですが、どちらかというと)今まで運営してくださったATLUSの皆様への感謝の意味が強いといえます。


正直なところ、継続の可能性はかなり低いでしょう。

私は、活動継続や署名活動に《反対》しているわけではありません。
しかし、署名の盛り上がりと同時に、もっと冷静な分析もしていくべきではないか、とも思うのです。
少なくとも、維持が決まれば遅かれ早かれ立ち向かわなくてはならない問題について、今から考えておくのは無益ではないでしょう。

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●全社的な方針?
シム閉鎖発表にさかのぼること数か月、ATLUSはプリクラ事業からの撤退を表明しています。

元々プリクラはATLUSが元祖であり、そこからの撤退は、会社全体の方針が大規模に見直されていることを暗示しています。
少なくとも収益や知名度から言って、《プリクラは辞めるがSLは残す》という選択肢はあまりありそうには思えません。

●「ユーザー参加型」とは?
署名運動の呼び掛けには、「建設的かつユーザー参加型の運営」と書かれています。
恐らくは、ATLUS側の負担をユーザーが肩代わりすることで継続へのハードルを下げよう、という意図なのでしょう(ひとまずここではその前提で話を進めます)。
では、肝心の《それは具体的にはどのような運営形態なのか?》について、署名関係者であれ第三者であれ、打ち合わせなり考察なりはどの程度行われているのでしょうか。

結局、誰が管理するのか?
シムの維持費はどこから捻出するのか?
コンテンツの追加やイベント開催はあるのか?あるならどんな形態で?
そして、いつまで運営するのか?

負担を減らす、といっても、置かれているコンテンツがオフィシャルである以上、ATLUS側は管理をフリーハンドでユーザに委託するわけにはいきません。
そしてそのチェックには、少なからぬ労力を割く必要があります。
ATLUSVEGASの良さとしてよく語られる「作りっぱなしのハコモノではなかった」「スタッフとのコミュニケーションがあった」「本職の人が作ったアバター」などの特徴も、継続にはATLUS側の負担を必要とする類のものです。

同時に、《高度に運営されていた企業シムを引き継ぎ》という形態が、運営に参加するユーザーにとっても難易度が高いものであろうことは想像に難くありません。

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辛辣な書き方に思われるかもしれませんが、運営を継続するならばこういった事項もいずれ問題として俎上に上がるはずです。

ユーザ主導、ということであれば、シム継続に限らず、もっとファンコミュニティ寄りの展開もありうるでしょう。
例えばUenoあたりに有志で土地を借りて、ボトルキャップなどのアイテムを飾った博物館や、店員がゲームの制服で応対するカフェを開くとか。
現実問題として継続が難しい現状、そういった視点も含めて今後の展開を考えていく必要があるのではないかと思います。

なにはともあれ、ATLUS VEGASを運営してくださったアトラスの皆様はじめ関係者の皆様に感謝いたします。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2009年02月28日

走馬灯《桃》

桃の節句に向けたアイテムをもうひとつ。
昨日ご紹介した《ぼんぼり》と同じ柄の走馬灯です。

走馬灯《桃》

燈籠の中で回転する影絵と、同じ柄が地面に回転しながら映ります。
走馬灯独特の、影絵の歪みなども再現しています。
(オブジェクトを一部地面に埋めて使うアイテムです。その性質上、平らな場所でご利用ください)

走馬灯はぼんぼりよりシンプルな構造のため、このたびL$50に価格改定いたしました。一緒にKandaに展示販売しておりますので、まずはご覧ください。

Kanda本店での販売です。
羅漢モール店もよろしくお願いします。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品

2009年02月26日

ぼんぼり《桜》

皆様ご無沙汰しております。

近況というと、蝶の作り方を有名どころが掲載し始めて「ああまだ珍しいうちにもっとバリエーション出しとくんだった」と思ったり、イヌイット衣装の毛皮を1プリムで作れないか実験してるうちに冬が終わっちゃったりとか、まぁそんな感じです。
手が遅いってのはなにかといけませんね。

#蝶バリエとイヌイット衣装については発売未定です。そのうち出るのか?それともボツネタコーナーに掲載されるのか?まぁ期待せずにお待ちください…。

さて、そんな私も時事ネタに間に合うことがあります。
それが今回の新作、ひな祭りアイテム《ぼんぼり》です。

以前からいくつか販売している《走馬灯》のタテバージョンとでもいいましょうか。
#ホントは走馬灯と一緒に、燈篭祭りに出す予定だったんですけどね。
#(アレ?それって間に合ってないってことじゃ?)


・中の絵が回転します
・映り込みなし/壁1面への映り込み/壁2面への映り込み(部屋の角用) の3バージョン同梱

走馬灯同様、設置には注意点があります。
映り込みのうち、ぼんぼりの骨組の影にあたる部分(上のパッケージ写真中、合計4本のタテ線)は《壁に埋め込んで隠す》設計になっています。
つまりその性質上、映り込みバージョンのご利用には埋めて隠せる壁が必要となります。
壁が平らであることはもちろんですが、つい忘れがちなのが透明度。
壁のテクスチャに半透明が適用されていたりすると、隠したはずの部分が透けてしまうので、注意が必要です。
そういう場所の場合、映り込みナシのバージョンをご利用ください。

当座はKanda本店での販売となります。
羅漢モール店もよろしくお願いします。

ぼんぼりの発売と同時に、従来の走馬灯は地味にL$100→L$50に価格改定していたりしますので、そちらもご覧ください。  


Posted by Noras Karas at 14:45Comments(0)店・商品

2009年01月26日

展覧会に行ってきました

中国少数民族の刺繍展に行ってきました。

テーマが《母の愛》だけに、子供用の衣装などの展示が中心でした。
服や帽子などももちろん凄いのですが、中でも圧巻だったのが、ありとあらゆる刺繍技術が使われた超絶的技巧のおぶいひも。
子供の無病息災はもちろんのこと、男性に選んでもらうための花嫁修業、文字のない民族では神話の伝承など、いろいろな意味から、おぶいひもには手間暇を惜しみなくかけるそうです。
いやぁ、刺激を受けました。

ただ、場内は撮影禁止だったのが残念。作品保護のため照明さえ落としてあるくらいなのでやむを得ないのですが、とてもその場でスケッチできる密度ではないのです…。
なので、今日貼ったのは会場外の看板スペースの写真です。左の人形は、うちの苗族衣装セットと似てますね。  
タグ :民族衣装RL


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)RL

2009年01月25日

ボツネタ:ヨルダン民族衣装《カラカ》

すっかり新作がご無沙汰していますが、民族衣装もいくつか企画中ではあります。
しかし中には、いくつかボツになったものもありまして、今日はそのひとつを紹介します。



カラカ、またはベダジャンと呼ばれる木綿のドレスです。ヨルダンのサルトという地方でかつて着られていた衣装で、一説には世界最大のドレスだとか。丈が3メートル20あるそうです。
創作意欲としても、アーカイブ的な意味でも、かなり作りたかったアイテムなのですが、今のところ凍結しています。
もちろん資料が少ない(民族衣装の宿命)せいもあるのですが…

最大の理由は、その大きさからくる独特な着こなし方。

というのも、この頭にかぶってるヴェール、実は右袖なんですね。
右の袖は、余った部分を折り返して、ヴェールとして頭にかぶり、左袖に巻きつける。
左袖は、背中側を腰のあたりで回して右袖に巻きつける(だぶついた部分は小物入れになるそうです)。
おまけにスカートは、ヒザ下で折り返して、たくしあげた部分を腰でベルト留め、そこから下ろしたのが足首まで届いている。

単にシルエットが特殊なだけならプリムで作ればいいんでしょうが、この服の場合、どうしても
《left_upper_arm→pelvis→right_upper_arm》
みたいな、アバターの体構造とは違う順番で、オブジェクトを接続する必要が出てくる。
装備品同士が相対座標を取得できれば作れなくもないのでしょうが…LSLにも、ネイティブの機能にも、どうやらなさそうなんですね。装備品の座標を取得しても、アバターの中心座標が返ってきてしまう。
(パーティクルにPSYS_PART_TARGET_POS_MASKかけてプリム代りに使う…なんて荒業も考えましたが)
ということで、今のところ泣く泣くオクラ入り、となっております。

民族衣装は一つ一つフォルムが違うので、なかなか手がかかって大変なのですが、構想中のもいくつかありますので新作をそのうちお目にかけられるといいなと思っております。気長にお待ちください…。
  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)ボツネタ

2009年01月24日

素手スカルプ14・回転・拡大ぼかし

前回ちょっと言葉を濁した、ぼかしの技法その2です。
以下に貼った画像リストは、基本のスカルプ(中央)を、「ぼかし(ズーム)」と「ぼかし(回転)」したものです。



言葉を濁した気持ちがお分かりでしょうか。ちょっとノイズが強いこともあって、あまり実用的な形にならなかったのです。
回転フィルタなんかは、キレイに機能すれば面白い効果になりそうでもあるのですが…。
移動系のフィルタは、本来ブレンドされるはずのピクセルが画面外に当たるためか、フチに近いピクセルには半透明がかかってしまいます。それをBMPとして保存するときに、バックが透けて、結果、ノイズとなってしまう場合がある…のだろうと分析しています。
ちなみに以下は、《回転100》に、それぞれ異なる背景をつけたものです。



図中「回転前の図形」はフィルタ適用前の基本図形、「平面」は連載第2回からおなじみ、赤と緑のグラデーションで作った、高さ0の平面です。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)分析

2009年01月23日

走馬灯《雪と柴犬》

先日も紹介した冬バージョン走馬灯、実はもう1種発売しています。
それがコレ。雪の中、柴犬の親子が歩く絵柄です。



パッケージ画像ではちょっとわかりにくいかも知れませんが、Kandaには現物を飾ってありますのでご覧ください。

燈籠の中で回転する影絵と、同じ柄が地面に回転しながら映ります。
走馬灯独特の、影絵の歪みなども再現しています。
(オブジェクトを一部地面に埋めて使うアイテムです。その性質上、平らな場所でご利用ください)

ウケがよかったら、季節ごとのバージョンも考えましょうかね。

Kanda本店での販売です。
羅漢モール店もよろしくね。  


Posted by Noras Karas at 13:45Comments(0)店・商品