2009年01月22日
素手スカルプ13・ぼかし
前回に続き、スカルプトテクスチャにフィルタ機能を試してみましょう。
今回はぼかしを試します。スカルプト系のツールでも、たまにボカシ機能を使っているものがありますね。
(特に、頂点数が少なめのものが滑らかさを出すために使うケースがありますね、IWATEとか)
では実際ぼかしを使うとどうなるのか、試してみた結果がコレです。

いやぁ、CG絵描きさんが手法を公開してるサイトなんかを見ると、ボカシには大抵《ぼかし(ガウス)》が使われてるのですが、その理由がよくわかりました。

通常のボカシは、色の遷移が直線的なんですね。よく見ると、スカルプの(ちょうどボカシに当たる部分の)斜面にいくつかカドができている。ガウスはなめらかなカーブになっている。
一見どう変化しているかわかりにくいフィルタ効果ですが、スカルプに起こすと明確にわかって面白いものですね。
#…というか、コレって要するに折れ線グラフみたいなもんですよね。
#数学教育とかで使えないかな。
ペイントソフトで使われるぼかしには、他にもいくつか種類があります。それらについてもある程度実験してありますので、詳しくはまた次回。でも…うーん…まぁあまり期待せずお待ちください。
今回はぼかしを試します。スカルプト系のツールでも、たまにボカシ機能を使っているものがありますね。
(特に、頂点数が少なめのものが滑らかさを出すために使うケースがありますね、IWATEとか)
では実際ぼかしを使うとどうなるのか、試してみた結果がコレです。

いやぁ、CG絵描きさんが手法を公開してるサイトなんかを見ると、ボカシには大抵《ぼかし(ガウス)》が使われてるのですが、その理由がよくわかりました。

通常のボカシは、色の遷移が直線的なんですね。よく見ると、スカルプの(ちょうどボカシに当たる部分の)斜面にいくつかカドができている。ガウスはなめらかなカーブになっている。
一見どう変化しているかわかりにくいフィルタ効果ですが、スカルプに起こすと明確にわかって面白いものですね。
#…というか、コレって要するに折れ線グラフみたいなもんですよね。
#数学教育とかで使えないかな。
ペイントソフトで使われるぼかしには、他にもいくつか種類があります。それらについてもある程度実験してありますので、詳しくはまた次回。でも…うーん…まぁあまり期待せずお待ちください。
2009年01月21日
走馬灯《椿》
カンツバキをイメージした走馬灯です。

以前、イベント用に作成した走馬灯の冬バージョンになります。
燈籠の中で回転する影絵と、同じ柄が地面に回転しながら映ります。
走馬灯独特の、影絵の歪みや縁と中央の明暗差も再現していますので、ぜひ現地でご覧ください。
(オブジェクトを一部地面に埋めて使うアイテムです。その性質上、平らな場所でご利用ください)
販売は当座、Kanda本店のみとなります。

以前、イベント用に作成した走馬灯の冬バージョンになります。
燈籠の中で回転する影絵と、同じ柄が地面に回転しながら映ります。
走馬灯独特の、影絵の歪みや縁と中央の明暗差も再現していますので、ぜひ現地でご覧ください。
(オブジェクトを一部地面に埋めて使うアイテムです。その性質上、平らな場所でご利用ください)
販売は当座、Kanda本店のみとなります。
2009年01月09日
《SimprimLife》セキレイ
SimprimLife新作、最後の1つは、セキレイ(鶺鴒)の2種同梱パックです。

一方は従来のSimprimLifeと同様の技法を使ったもの。
水の上を飛ぶセキレイをイメージしています。
呼び物は波紋。
波打つように飛びながら、下降した瞬間、水面に波紋が現れます。
(陸上で使う場合は、お手数ですが、波紋部分を地面に埋めてご利用ください)

もう一方は、立ちポーズのセキレイ。シッポと頭が動作します。
シッポは常に素早く上下に動作。
また、頭部は小鳥らしく、ランダムなタイミングで周囲を見回します。
GIFこそ貼りましたが、ちょっと文章では説明しにくい。
本店にて展示販売しておりますので、ぜひ訪れて、ご覧になってください。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。

一方は従来のSimprimLifeと同様の技法を使ったもの。
水の上を飛ぶセキレイをイメージしています。
呼び物は波紋。
波打つように飛びながら、下降した瞬間、水面に波紋が現れます。
(陸上で使う場合は、お手数ですが、波紋部分を地面に埋めてご利用ください)

もう一方は、立ちポーズのセキレイ。シッポと頭が動作します。
シッポは常に素早く上下に動作。
また、頭部は小鳥らしく、ランダムなタイミングで周囲を見回します。
GIFこそ貼りましたが、ちょっと文章では説明しにくい。
本店にて展示販売しておりますので、ぜひ訪れて、ご覧になってください。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
2009年01月08日
素手スカルプ12・コントラスト
前回の明るさと同様、今回はスカルプトテクスチャにコントラスト調整をかけた場合について考えてみましょう。
サンプル燈篭のスカルプトテクスチャからコントラストを増減させると、こんな画像になります。

《コントラストを上げる》ということをもう少し砕いてみると、《明るい色はより明るく、暗い色はより暗く》と言い換えることができるでしょう。
これを座標で考えると、《右(または奥/上)の点はより右に、左(or手前/下)の点はより下に》といったトコロでしょうか。
…つまり、
「コントラストを上げる=オブジェクト全体を上下左右に拡げる」
「コントラストを上げる=オブジェクト全体を中心に向けて縮める」
となります。
(《明るさ》と同様、最大(最小)値に達した部分は、ガラスに押しつけられたように平らになります)
前回の《明るさ》と違いがわかりにくいときは、傘など個々の部分の大きさがどう変化しているかに注目してみてください。
《明るさ》による変化は全体が同じ方向にスライドしているため(外周と干渉しない限り)個々の部分のサイズは変化しません。一方、コントラストでは、部品自体のサイズが変化します。
サンプル燈篭のスカルプトテクスチャからコントラストを増減させると、こんな画像になります。

《コントラストを上げる》ということをもう少し砕いてみると、《明るい色はより明るく、暗い色はより暗く》と言い換えることができるでしょう。
これを座標で考えると、《右(または奥/上)の点はより右に、左(or手前/下)の点はより下に》といったトコロでしょうか。
…つまり、
「コントラストを上げる=オブジェクト全体を上下左右に拡げる」
「コントラストを上げる=オブジェクト全体を中心に向けて縮める」
となります。
(《明るさ》と同様、最大(最小)値に達した部分は、ガラスに押しつけられたように平らになります)
前回の《明るさ》と違いがわかりにくいときは、傘など個々の部分の大きさがどう変化しているかに注目してみてください。
《明るさ》による変化は全体が同じ方向にスライドしているため(外周と干渉しない限り)個々の部分のサイズは変化しません。一方、コントラストでは、部品自体のサイズが変化します。
2009年01月07日
《SimprimLife》オパビニア
SimprimLife新作3連発、第2弾は、まさかの超マニアックアイテム。
古生代の絶滅生物《オパビニア》です。

オパビニアとは、知る人ぞ知る「バージェス動物群」の一種です。
口の部分に生えた触手と5つの眼球という非常に変わった特徴を持っており、
奇妙奇天烈で知られるバージェス動物群の中でも、かなり人気の高い生き物です。
今回は、ほぼ実物大である10cm弱と、見栄えのする巨大サイズを同梱しています。
(Kanda店頭に展示しているのは巨大版です。同じバージェス動物でも、アノマロカリスには実際このくらいの大きさのもいたようですが…)
それぞれ、2種類の動作パターンを、オーナーのクリックで切り替えることが可能です。
・・・誰が買うんでしょうね、我ながら。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
古生代の絶滅生物《オパビニア》です。

オパビニアとは、知る人ぞ知る「バージェス動物群」の一種です。
口の部分に生えた触手と5つの眼球という非常に変わった特徴を持っており、
奇妙奇天烈で知られるバージェス動物群の中でも、かなり人気の高い生き物です。
今回は、ほぼ実物大である10cm弱と、見栄えのする巨大サイズを同梱しています。
(Kanda店頭に展示しているのは巨大版です。同じバージェス動物でも、アノマロカリスには実際このくらいの大きさのもいたようですが…)
それぞれ、2種類の動作パターンを、オーナーのクリックで切り替えることが可能です。
・・・誰が買うんでしょうね、我ながら。
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2009年01月06日
素手スカルプ11・明るさ
さて、色相補正を使ったスカルプの変形を、もう一つ考えてみました。
前回使った燈篭に《明るさとコントラスト》を適用させてみると…下図のようになります。

■明るさ
では片方ずつ見てみましょう。まずは明るさの調整から。

《明るさ》というのは、言い換えれば全ての点が白に近づくことを意味します。
白とは(255,255,255)。これをスカルプの座標として考えると、北東上端の頂点に相当します。
つまり、
「明るさを上げる=全体を北東上端方向に移動させる」
「明るさを下げる=全体を南西下端方向に移動させる」
ということになります。
もちろん、スカルプの座標には限界値がありますから、加算した結果255以上(または0未満)になった座標は、ちょうどガラスに押しつけられたように平らになります。
この画像では、燈篭のてっぺんが平らになっているのがよくわかりますね。
ちょっと長くなりました。コントラストについてはまた次回。
前回使った燈篭に《明るさとコントラスト》を適用させてみると…下図のようになります。

■明るさ
では片方ずつ見てみましょう。まずは明るさの調整から。

《明るさ》というのは、言い換えれば全ての点が白に近づくことを意味します。
白とは(255,255,255)。これをスカルプの座標として考えると、北東上端の頂点に相当します。
つまり、
「明るさを上げる=全体を北東上端方向に移動させる」
「明るさを下げる=全体を南西下端方向に移動させる」
ということになります。
もちろん、スカルプの座標には限界値がありますから、加算した結果255以上(または0未満)になった座標は、ちょうどガラスに押しつけられたように平らになります。
この画像では、燈篭のてっぺんが平らになっているのがよくわかりますね。
ちょっと長くなりました。コントラストについてはまた次回。
2009年01月05日
《SimprimLife》カモメ
SimprimLife、新作3つを順に紹介いたします。
最初は《カモメ》です。

当店にしてはメジャー志向のアイテム……需要のあるものもたまには作ろうという……だったんですが、他のを作ったり色々試してるうちに、今はMONO使用のいいカモメがいろいろ出回ってきてますね…。
ということで、L$30と比較的安めに設定しました。
クリックで
・1羽/2羽切り替え
・回転/静止切り替え
と、合計4種のモードチェンジが可能です。
ただ、ちょっと注意事項がありまして、「2羽の回転」モードでは(互いを追いかけるように)回転するため、カモメはそれぞれ逆を向いているわけですが、「2羽が静止」するモードでは、2羽のカモメは同じ向きとなります。
それと、ローカル動作するスクリプトを使っている都合上、以下のような点もご了承ください。
・静止モードであっても完全な静止にならない(非常にゆっくりながら、少しずつ回ってしまう)場合があります。
・静止モードでは、移動ルート上の《任意の》位置で停止します。この位置はローカル環境により決定されるため、どの位置で静止するかをオーナー側で指定することは残念ながらできません。初期配置の向きでおおまかに決定できる、かも知れませんが…少なくとも保証はできかねます、すみません。
本店はこちら。
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最初は《カモメ》です。

当店にしてはメジャー志向のアイテム……需要のあるものもたまには作ろうという……だったんですが、他のを作ったり色々試してるうちに、今はMONO使用のいいカモメがいろいろ出回ってきてますね…。
ということで、L$30と比較的安めに設定しました。
クリックで
・1羽/2羽切り替え
・回転/静止切り替え
と、合計4種のモードチェンジが可能です。
ただ、ちょっと注意事項がありまして、「2羽の回転」モードでは(互いを追いかけるように)回転するため、カモメはそれぞれ逆を向いているわけですが、「2羽が静止」するモードでは、2羽のカモメは同じ向きとなります。
それと、ローカル動作するスクリプトを使っている都合上、以下のような点もご了承ください。
・静止モードであっても完全な静止にならない(非常にゆっくりながら、少しずつ回ってしまう)場合があります。
・静止モードでは、移動ルート上の《任意の》位置で停止します。この位置はローカル環境により決定されるため、どの位置で静止するかをオーナー側で指定することは残念ながらできません。初期配置の向きでおおまかに決定できる、かも知れませんが…少なくとも保証はできかねます、すみません。
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2009年01月04日
素手スカルプ10・色調補正
この連載《素手スカルプ》は元々、3Dツールを使わず、比較的シンプルなペイントソフトなどでスカルプを作ってみよう、という試みです。
今まではグラデーションやレイヤーの重ね合わせを単純に組み合わせてきましたが、ペイントソフトには他にも、フィルタなどの様々な機能があります。
そこで今回は《スカルプトテクスチャに色調補正をかけるとどうなるか》の実験を行ってみました。
■色相
多くのペイントソフトでは、画像全体の色相をまとめて変更させることもできます。
PhotoShopElementsの場合、-180から180までの360段階が指定可能。つまり120変化させるごとに、個々の色は赤→緑→青と変化します。
さて、これを実際にスカルプトテクスチャに適用するとどうなるでしょう?R→G→Bが入れ替わるなら、もしかしてきれいに回転するかも知れません。
…なにやらなつかしいオブジェクトですが、これに色相補正を当ててみましょう。
結果はGIFアニメにしてみました。

きれいな回転、とはいきませんでしたが、まったく失敗というわけでもないようです。

きちんと回っているのはちょうど±120のとき。ここだけ、うまく180度回転として機能しているようです。
今まではグラデーションやレイヤーの重ね合わせを単純に組み合わせてきましたが、ペイントソフトには他にも、フィルタなどの様々な機能があります。
そこで今回は《スカルプトテクスチャに色調補正をかけるとどうなるか》の実験を行ってみました。
■色相
多くのペイントソフトでは、画像全体の色相をまとめて変更させることもできます。
PhotoShopElementsの場合、-180から180までの360段階が指定可能。つまり120変化させるごとに、個々の色は赤→緑→青と変化します。
さて、これを実際にスカルプトテクスチャに適用するとどうなるでしょう?R→G→Bが入れ替わるなら、もしかしてきれいに回転するかも知れません。
…なにやらなつかしいオブジェクトですが、これに色相補正を当ててみましょう。
結果はGIFアニメにしてみました。

きれいな回転、とはいきませんでしたが、まったく失敗というわけでもないようです。

きちんと回っているのはちょうど±120のとき。ここだけ、うまく180度回転として機能しているようです。
2009年01月03日
フリーのタイニー《みけみけ団》
今まで、ウチの店にはフリービーがありませんでした。
《マイナー民族衣装&低プリム動物の店》という超ニッチなラインナップに加えて、ほったて店舗にフリービーなしと、実に商売っ気がない店ですね、我ながら。
ということで作りました、無料アイテム。
民族衣装でも、SimprimLifeシリーズでもない。かといって燈篭祭りの再販でもありません。
なんと意表を突いてのタイニーアバターです。

日本人クリエイターの半分が一度は通る道ですね、タイニー。
しかし、シンプルな三毛猫タイニーに見えますが、それでは流石にニッチ専門店のコケンに関わります。そこで、ちょっとした工夫を加えました。

この三毛猫アバター、模様や、目の大きさなどが着用者のUIDから自動決定されます。
つまり、購入者ひとりひとりが違う三毛猫になれる…というものです。
どんな柄になるかは装着してのお楽しみ。
心理テストみたいな気分でお気軽にお試しください。
みんなで装着して柄の違いを見るのも楽しいですよ。
とりあえず本店のみでの配布になります。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
店正面の看板の上に置きましたので、ご自由にどうぞ。
…ついでに商品も見てくれると嬉しいです。
《マイナー民族衣装&低プリム動物の店》という超ニッチなラインナップに加えて、ほったて店舗にフリービーなしと、実に商売っ気がない店ですね、我ながら。
ということで作りました、無料アイテム。
民族衣装でも、SimprimLifeシリーズでもない。かといって燈篭祭りの再販でもありません。
なんと意表を突いてのタイニーアバターです。

日本人クリエイターの半分が一度は通る道ですね、タイニー。
しかし、シンプルな三毛猫タイニーに見えますが、それでは流石にニッチ専門店のコケンに関わります。そこで、ちょっとした工夫を加えました。

この三毛猫アバター、模様や、目の大きさなどが着用者のUIDから自動決定されます。
つまり、購入者ひとりひとりが違う三毛猫になれる…というものです。
どんな柄になるかは装着してのお楽しみ。
心理テストみたいな気分でお気軽にお試しください。
みんなで装着して柄の違いを見るのも楽しいですよ。
とりあえず本店のみでの配布になります。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
店正面の看板の上に置きましたので、ご自由にどうぞ。
…ついでに商品も見てくれると嬉しいです。
2009年01月02日
新装開店
あけましておめでとうございます。
1月以上のご無沙汰、申し訳ありません。
前々回、新店を探してるとき、《HISがもうちょっと活動していたらShinjukuに開店したのになぁ》と書いたら、その直後に旅ドガがリニューアルしてキャンペーンまでやってました。惜しい。
そんな去年の反省より、心機一転、新装開店のお話です。
Kandaに土地を借りて以来、適当に作った店で仮営業をしていましたが、あまりに適当すぎて全然売れないのでぼちぼち改築を進めています。

新商品もいくつか配置(主にSinprimLife)。そういやウチの店にはフリービーがなかったのですが、それもなんか置いときます。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
#いくつか書きためた《素手スカルプ》も、ぼちぼち放出予定です。お楽しみの皆様、お待たせしてすみません…。
1月以上のご無沙汰、申し訳ありません。
前々回、新店を探してるとき、《HISがもうちょっと活動していたらShinjukuに開店したのになぁ》と書いたら、その直後に旅ドガがリニューアルしてキャンペーンまでやってました。惜しい。
そんな去年の反省より、心機一転、新装開店のお話です。
Kandaに土地を借りて以来、適当に作った店で仮営業をしていましたが、あまりに適当すぎて全然売れないのでぼちぼち改築を進めています。

新商品もいくつか配置(主にSinprimLife)。そういやウチの店にはフリービーがなかったのですが、それもなんか置いときます。
本店はこちら。
羅漢モール店はこちらです。
#いくつか書きためた《素手スカルプ》も、ぼちぼち放出予定です。お楽しみの皆様、お待たせしてすみません…。
2008年11月25日
ラッキーチェア
某有名店で、ラッキーチェアが4連続で当たりました。
しかも色違いモノをダブリなしでコンプリート。
もうね、ツイてるのを通り越してオーナーにIMしそうになりましたよ「おたくのチェア壊れてますよ!」って。
そして↓これはその後見た星占い。

ええ、ランチは塩サバ定食にしましたともさ。
しかも色違いモノをダブリなしでコンプリート。
もうね、ツイてるのを通り越してオーナーにIMしそうになりましたよ「おたくのチェア壊れてますよ!」って。
そして↓これはその後見た星占い。

ええ、ランチは塩サバ定食にしましたともさ。
2008年11月24日
ボツネタ:店の候補地
今回の新店、MagSL内ということだけは事前に決めていましたが、現在の場所以外に迷った場所がいくつかあります。
そのうち一つがshinjukuシム東端、HISに面した空き地。
普通に考えれば一等地というわけでもないのですが、民族衣装の店を海外旅行代理店シムの隣に置くというのは、それなりに理に叶っているようにも思えたのです。
#これでもう少し日当たりが良くて、HISがもっと活動してて、直通道が通ってればなぁ…
冗談はさておき、ショップはともかく、隠れ家系のバーなんかやると面白い場所だと思うんですけどね。HISごしにquartzとmiraiが一望できるってのは、もしかして下手なメインランドより見晴らしがいいのでは。

入り江掘ってジェットスキーでも停泊させといて、内海をぐるぐる乗り回せたら楽しいかも(禁止じゃないですよね?)。
ちょうどMagSL2閉鎖でchiyodakuが越してきましたし、MagSL内海が再開発でどう埋まるのか、地味に注目かも知れません。
そのうち一つがshinjukuシム東端、HISに面した空き地。
普通に考えれば一等地というわけでもないのですが、民族衣装の店を海外旅行代理店シムの隣に置くというのは、それなりに理に叶っているようにも思えたのです。
#これでもう少し日当たりが良くて、HISがもっと活動してて、直通道が通ってればなぁ…
冗談はさておき、ショップはともかく、隠れ家系のバーなんかやると面白い場所だと思うんですけどね。HISごしにquartzとmiraiが一望できるってのは、もしかして下手なメインランドより見晴らしがいいのでは。

入り江掘ってジェットスキーでも停泊させといて、内海をぐるぐる乗り回せたら楽しいかも(禁止じゃないですよね?)。
ちょうどMagSL2閉鎖でchiyodakuが越してきましたし、MagSL内海が再開発でどう埋まるのか、地味に注目かも知れません。
タグ :こぼれ話
2008年11月23日
素手スカルプ9・凹凸とポリゴン
以前の記述で触れた、こんなくだりを覚えておられるでしょうか?
>(厳密には針山とは少し違う形になるのですが、それはまた別の回で)
今回は、これを掘り下げます。
発端はイガグリです。
…いや、さすがにこれじゃわかりませんね。
つまり、スカルプで栗のような形を作れないかと実験したことがあるのです。
(もっと正確に言えば、ファーや毛糸のボンボンを1プリム、かつ不透明のテクスチャのみで作れないか、というのが元々の意図です…多分お読みの服飾クリエイターの中には、「ウンウン、欲しいよねぇ」と大きくうなづいている方もおられるでしょう…)
さっそく、球状のスカルプトテクスチャに、1ピクセル飛びの市松模様に(128,128,128)…つまり中心に相当する色を、透明度50%で乗せました。
うまくいけば、球体に、半径の同じ長さのトゲトゲが生えた物体ができるはずですが…
その結果が↓コレです。

…なんでしょう?
少なくとも栗じゃないですね。強いて言えば貝の内側のような、謎の螺旋になっちゃってます。
3Dクリエイターの方や、ヘルプをお読みの方なら既にピンと来たかもしれません。これはポリゴンの性質によるものです。
ポリゴンとは《多角形》という意味で、3DCGの基本となる平面の単位です。
基本的にポリゴンは(裏表の判定とか内部的な理由がいろいろあって)三角形の集合体として扱われます。三角形の3つの頂点それぞれが、(スカルプトを含む)プリムでもそのまま頂点に相当するわけです。
しかしおかしいですね、スカルプトテクスチャは四角形です。個々のピクセルも、当然ながら四角形に並んでいます。
ということは、個々の頂点(=ピクセル)からなる四角形は、複数の三角形の組み合わせでできていることになります。
具体的には下図のようになります。

これを理解した上で、最初の実験で行った「市松模様状に凹凸をつけた」状態を想像してみると原因が見えてきます。要するにあの斜めの螺旋は、三角形ポリゴンで分割された《辺》に沿っていたわけです。
エッジが立った立体物や、頂点数を少なく抑えたスカルプ…例えば省プリムの家具など…で、角が甘くなったり、思った形が出せないというときは、(距離による頂点省略が一番ありそうですが)これが原因の可能性も検討してみましょう。
最後におまけ。
今回説明した仕組みを応用すると、1プリムでこんな面白い形も作れます。

仕組みについてはあえて伏せましょう。ぜひ皆さんで考えてみてください。
>(厳密には針山とは少し違う形になるのですが、それはまた別の回で)
今回は、これを掘り下げます。
発端はイガグリです。
…いや、さすがにこれじゃわかりませんね。
つまり、スカルプで栗のような形を作れないかと実験したことがあるのです。
(もっと正確に言えば、ファーや毛糸のボンボンを1プリム、かつ不透明のテクスチャのみで作れないか、というのが元々の意図です…多分お読みの服飾クリエイターの中には、「ウンウン、欲しいよねぇ」と大きくうなづいている方もおられるでしょう…)
さっそく、球状のスカルプトテクスチャに、1ピクセル飛びの市松模様に(128,128,128)…つまり中心に相当する色を、透明度50%で乗せました。
うまくいけば、球体に、半径の同じ長さのトゲトゲが生えた物体ができるはずですが…
その結果が↓コレです。

…なんでしょう?
少なくとも栗じゃないですね。強いて言えば貝の内側のような、謎の螺旋になっちゃってます。
3Dクリエイターの方や、ヘルプをお読みの方なら既にピンと来たかもしれません。これはポリゴンの性質によるものです。
ポリゴンとは《多角形》という意味で、3DCGの基本となる平面の単位です。
基本的にポリゴンは(裏表の判定とか内部的な理由がいろいろあって)三角形の集合体として扱われます。三角形の3つの頂点それぞれが、(スカルプトを含む)プリムでもそのまま頂点に相当するわけです。
しかしおかしいですね、スカルプトテクスチャは四角形です。個々のピクセルも、当然ながら四角形に並んでいます。
ということは、個々の頂点(=ピクセル)からなる四角形は、複数の三角形の組み合わせでできていることになります。
具体的には下図のようになります。

これを理解した上で、最初の実験で行った「市松模様状に凹凸をつけた」状態を想像してみると原因が見えてきます。要するにあの斜めの螺旋は、三角形ポリゴンで分割された《辺》に沿っていたわけです。
エッジが立った立体物や、頂点数を少なく抑えたスカルプ…例えば省プリムの家具など…で、角が甘くなったり、思った形が出せないというときは、(距離による頂点省略が一番ありそうですが)これが原因の可能性も検討してみましょう。
最後におまけ。
今回説明した仕組みを応用すると、1プリムでこんな面白い形も作れます。

仕組みについてはあえて伏せましょう。ぜひ皆さんで考えてみてください。
2008年11月22日
新店仮オープン
皆様ご無沙汰しております。
お借りしているモールのプリム数がそろそろ足りないので、MagSLのKandaに土地を借りて新しい店を製作中。
とりあえず仮オープンということで、おおまかな形を作って過去の商品を並べてます。

周囲が有名店ばかりで、早くもちょっとたじろいでますが…
場所は
secondlife://Kanda/90/107/22
今のところ羅漢のお店と同じ品揃えです。記念フリービーとかまだありません(スミマセン…)
皆様今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
お借りしているモールのプリム数がそろそろ足りないので、MagSLのKandaに土地を借りて新しい店を製作中。
とりあえず仮オープンということで、おおまかな形を作って過去の商品を並べてます。

周囲が有名店ばかりで、早くもちょっとたじろいでますが…
場所は
secondlife://Kanda/90/107/22
今のところ羅漢のお店と同じ品揃えです。記念フリービーとかまだありません(スミマセン…)
皆様今後ともご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
2008年10月31日
燈篭祭り、残り半日
私も出品しているEDO JAPANシムの《燈篭祭り》、本日が最終日となっております。
前に見かけてファンだったクリエイターさんや、今まで知らなかった凄いセンスの方々と並んで出品できたのは、貴重で嬉しい経験でした。
また、こういう尖った切り口のイベントを企画・開催する主催スタッフの皆様にも脱帽です。
それと勿論、会場をご覧いただいたり、商品をご購入頂いた皆様、感謝しております。
この場を借りて、皆様ありがとうございます。
イベントは本日まで。まだご覧になっていない皆様、是非お立ち寄りください。
会場の様子はこんな感じ。

…一番地味なブースが私のです…。
こんなのとか

こんなのを

販売しております。
場所はこちら。
前に見かけてファンだったクリエイターさんや、今まで知らなかった凄いセンスの方々と並んで出品できたのは、貴重で嬉しい経験でした。
また、こういう尖った切り口のイベントを企画・開催する主催スタッフの皆様にも脱帽です。
それと勿論、会場をご覧いただいたり、商品をご購入頂いた皆様、感謝しております。
この場を借りて、皆様ありがとうございます。
イベントは本日まで。まだご覧になっていない皆様、是非お立ち寄りください。
会場の様子はこんな感じ。

…一番地味なブースが私のです…。
こんなのとか

こんなのを

販売しております。
場所はこちら。
2008年10月31日
デジタルの根性、の手前
セカンドライフ内で収録しているTV番組《デジタルの根性》の手前で、《クギづけ》という新番組が始まりました。
内容は、投稿された動画を見てツッコミを入れるというもの。
《デジ根》にも動画投稿コーナーがあるじゃんとか、でもむしろ見た目は《あらびき団》みたいだとか、いろいろ思うところはありますが…。
うーん…仮想空間と動画配信の両サービスを単純比較するブログやコラムをたまに見かけて、正直いささかナンセンスだと思うことが多かったのですが、これはこれでなんとも象徴的な出来事に見えてきますねぇ。
なにせ、仮想空間ネタの番組の直前に、動画配信ネタの番組が入ってきたわけですからね。
角川の雑誌が《バーチャルワールドウォーカー》から《バーチャルウォーカー》に変わったときに通じる、なんともいえない妙な寂しさを感じております。
そんなセンチメンタルな気分で、先ほど《デジ根》のスタジオを久々に覗いてみました。

サンマを乗せた七輪から、もうもうと煙が。いたってマイペースのようです。
内容は、投稿された動画を見てツッコミを入れるというもの。
《デジ根》にも動画投稿コーナーがあるじゃんとか、でもむしろ見た目は《あらびき団》みたいだとか、いろいろ思うところはありますが…。
うーん…仮想空間と動画配信の両サービスを単純比較するブログやコラムをたまに見かけて、正直いささかナンセンスだと思うことが多かったのですが、これはこれでなんとも象徴的な出来事に見えてきますねぇ。
なにせ、仮想空間ネタの番組の直前に、動画配信ネタの番組が入ってきたわけですからね。
角川の雑誌が《バーチャルワールドウォーカー》から《バーチャルウォーカー》に変わったときに通じる、なんともいえない妙な寂しさを感じております。
そんなセンチメンタルな気分で、先ほど《デジ根》のスタジオを久々に覗いてみました。

サンマを乗せた七輪から、もうもうと煙が。いたってマイペースのようです。
2008年10月30日
コウモリ10L$
再掲はあまりしない方なんですが、考えてみればこの時期は、この商品にとって年最大・唯一の書き入れ時じゃないですか。
この際、なりふりかまわず宣伝してしまいましょう。

コウモリです。
コピー可です。
1プリム・物理ナシ・臨時プリムもナシ、なのにしっかりはばたく不思議アイテムです。
皆様のハロウィンに華を添えます、いかがでしょう。
こちらで展示販売中です、とりあえずご覧いただければ幸いです。
#このまえ外国のお客様から「ウチの塔をこのコウモリで一杯にしたい」とお褒めの言葉をいただいきました。嬉しいですね。…VampireかGoth系の方だったのかな?
追記:借りているモールのプリム数がそろそろ一杯なので、土地を探してたりします。
(商品の展示もしたいので…レンタルモールだとなかなか難しいんですよね。
元々羅漢モールさんを選んだのも、リュウグウノツカイが展示できるサイズのブースだったのが大きかったのです)
そんな最中にリンデンの環境シム年貢値上げ。中小レンタル業者には荒波だろうなぁ。寄らばMagSLの陰、かなぁ。
この際、なりふりかまわず宣伝してしまいましょう。

コウモリです。
コピー可です。
1プリム・物理ナシ・臨時プリムもナシ、なのにしっかりはばたく不思議アイテムです。
皆様のハロウィンに華を添えます、いかがでしょう。
こちらで展示販売中です、とりあえずご覧いただければ幸いです。
#このまえ外国のお客様から「ウチの塔をこのコウモリで一杯にしたい」とお褒めの言葉をいただいきました。嬉しいですね。…VampireかGoth系の方だったのかな?
追記:借りているモールのプリム数がそろそろ一杯なので、土地を探してたりします。
(商品の展示もしたいので…レンタルモールだとなかなか難しいんですよね。
元々羅漢モールさんを選んだのも、リュウグウノツカイが展示できるサイズのブースだったのが大きかったのです)
そんな最中にリンデンの環境シム年貢値上げ。中小レンタル業者には荒波だろうなぁ。寄らばMagSLの陰、かなぁ。
2008年10月21日
次回予定と近況報告
入居している羅漢モールが1周年ということで、先週土曜にパーティーがあったそうです。
私も参加したかったのですが、野暮用でログインできず。
オーナーのSolo様、奥様、おめでとうございます。
各店舗出店者はじめ参加者の皆様、ご挨拶できず失礼しました。
さて、近況ですが、燈篭祭り(公式ブログはこちら。スタッフの皆様、遅まきながらご紹介ありがとうございます)に続いて、ちょっと脇道中です。
タイニーに挑戦しています。

一見なんの変哲もないタイニー。しかし実は、ちょっと変わったギミックが装備されています。
詳しくはリリース時に回しますが、《一人でもいいけど、みんなで使うとちょっと面白い》ギミック…とでも言いましょうか。
#ホントはコレをパーティで皆様に配れたらよかったのですが…残念。
おまけ。モラビア衣装を着たままボディクラッシャーとタイニーシェイプを装備したところ。

以上、生存報告でした。
私も参加したかったのですが、野暮用でログインできず。
オーナーのSolo様、奥様、おめでとうございます。
各店舗出店者はじめ参加者の皆様、ご挨拶できず失礼しました。
さて、近況ですが、燈篭祭り(公式ブログはこちら。スタッフの皆様、遅まきながらご紹介ありがとうございます)に続いて、ちょっと脇道中です。
タイニーに挑戦しています。

一見なんの変哲もないタイニー。しかし実は、ちょっと変わったギミックが装備されています。
詳しくはリリース時に回しますが、《一人でもいいけど、みんなで使うとちょっと面白い》ギミック…とでも言いましょうか。
#ホントはコレをパーティで皆様に配れたらよかったのですが…残念。
おまけ。モラビア衣装を着たままボディクラッシャーとタイニーシェイプを装備したところ。

以上、生存報告でした。
2008年10月09日
素手スカルプ8・角錐と正方形
前回に引き続き、角錐…つまりピラミッド型を作ってみましょう。
これがうまいこと行けば、応用で角瓶のような形やくびれた形状も可能ということになります。石灯籠もシンプルなヤツなら作れるかも(以上宣伝…もちろん会場にあるのはもっと凝った素晴らしい燈篭揃いですのでお間違いなきよう)。
基本は角柱と同じく《あらかじめ作っておいたx,y(=赤・緑)のレイヤーにz(=青)を乗せる》方法になりますが、三角ということでxとy自体…つまり赤と緑にも影響が出ることに注意が必要です。
とはいうものの、実はコレ、発想を転換するとかえってラクだったりもします。
前回の前半で作った《赤と緑》のレイヤーですが、これは座標で考えると《高さ0の位置にある四角形》に相当します。
角柱はそこからまっすぐ上に伸びあがる…だから単純に高さを加えるグラデーションを乗せればいい。
これと同じように角錐を考えると、ピラミッドの頂点にまっすぐ向かうグラデーションをつくってやればいい…ということになります。
ピラミッドの頂点…xとyは中心でzが最大値。つまり、(128,128,255)です。これを上から下に、次第に弱くなるように足してやるには…
そう、アルファ(透明度)です。カラーが(128,128,255)一色で、上端がアルファ100%、下端が0%のグラデーションを《通常》で重ねてやれば、ピラミッド型の一丁上がりとなります。

同じ方法で平面の正方形も作れます。上に乗せるグラデーションを(128,128,0)にしてみましょう。
今までの図形を、スカルプトテクスチャと共に並べたものはこうなります。

端にあるのが、比較用に置いた通常のキューブプリムです。
角柱や正方形は通常のプリムでも作れますが、こうやって見ると、テクスチャの貼りつき方が異なることがおわかりでしょう。
これがうまいこと行けば、応用で角瓶のような形やくびれた形状も可能ということになります。石灯籠もシンプルなヤツなら作れるかも(以上宣伝…もちろん会場にあるのはもっと凝った素晴らしい燈篭揃いですのでお間違いなきよう)。
基本は角柱と同じく《あらかじめ作っておいたx,y(=赤・緑)のレイヤーにz(=青)を乗せる》方法になりますが、三角ということでxとy自体…つまり赤と緑にも影響が出ることに注意が必要です。
とはいうものの、実はコレ、発想を転換するとかえってラクだったりもします。
前回の前半で作った《赤と緑》のレイヤーですが、これは座標で考えると《高さ0の位置にある四角形》に相当します。
角柱はそこからまっすぐ上に伸びあがる…だから単純に高さを加えるグラデーションを乗せればいい。
これと同じように角錐を考えると、ピラミッドの頂点にまっすぐ向かうグラデーションをつくってやればいい…ということになります。
ピラミッドの頂点…xとyは中心でzが最大値。つまり、(128,128,255)です。これを上から下に、次第に弱くなるように足してやるには…
そう、アルファ(透明度)です。カラーが(128,128,255)一色で、上端がアルファ100%、下端が0%のグラデーションを《通常》で重ねてやれば、ピラミッド型の一丁上がりとなります。

同じ方法で平面の正方形も作れます。上に乗せるグラデーションを(128,128,0)にしてみましょう。
今までの図形を、スカルプトテクスチャと共に並べたものはこうなります。

端にあるのが、比較用に置いた通常のキューブプリムです。
角柱や正方形は通常のプリムでも作れますが、こうやって見ると、テクスチャの貼りつき方が異なることがおわかりでしょう。
2008年10月08日
お地蔵さん

お地蔵様です。
通常のプリムでも結構それらしい形が作れるせいか、逆にこういう浮き彫りタイプは珍しい気がします。
単純に固定のお地蔵さんではちょっとさびしかったので、二つばかり動くギミックを仕込んでみました。
・ススキ:背後に生えたススキが、ゆっくりと風になびくアニメーションをします。
・かざぐるま:お供え物の風車が回ります。
この2つのギミック、スカルプを使ったちょっと特殊な作り方をしています。
ススキは、使っているアニメーション用スクリプト自体はシンプルなのですが、プリムに歪みを加えることで、波打つ…というか、柔らかい《なびき》が出るようにしてみました。
また、かざぐるまはプリムを《実際の紙と同じ形に折って》作っています(ね、特殊でしょう?)。切り込みなどの都合上、完全にリアルの風車と同じ造形とはいきませんが、そこも味の一つ…とでも思っていただければ幸いです。
詳しい構造は、現在当ブログにて不定期連載中の《素手スカルプ》を読んでいくとわかるようになる…かな(スミマセン次回を早く書かなきゃいけませんね)。
これも走馬灯同様に、燈篭祭り会場のみでの販売となります。
#あ、今思えば、これチップジャーにできるようにしときゃよかったかも。